第6回「サロン主宰者の本音」

皆さま、こんにちは。
コラム連載も、6回目を迎え、だんだん私のキャラクターが垣間見えてきたのではないでしょうか。
今回のテーマの、サロン主宰者の本音?建前?

Collage 2015-03-12 08_49_33裏もなければ、表もない。
それが私のウリですから、正直にカミングアウトするといたしましょう(*∨.∨*)

半世紀近く生きていると、直感的に先読みしていた事が、結果的にあの時伝えておけば良かった。と悔やむ事が少なくありません。

サロン主宰者である以上、既存の生徒さまの居心地よいコミュニティを守るために。
卒業生の安定した信頼を築くために。
お教室運営に気持ちが傾きすぎ、家庭崩壊を招き兼ねない時。

色々な場面で、言いにくい事を伝えなければならない事があります。
ご本人なりの自分軸があり、強いポリシーと拘りを持った方は、時にそれを自己否定と捉えてしまうことがあります。

Collage 2015-03-12 08_58_31反感買われるリスクを背負ってまでそんな事せず、いいよ。いいよ。ステキ!素敵!素晴らしい!と誉めておだてて気分よくさせてたらいいのよ。と、言う方もいらっしゃいます。
当然、意地悪を言われた。嫌がらせをされた。と誹謗中傷攻撃を受けた事もあり、そうだなぁ。それが一番楽だなぁ。と思ったりする事もあります。

人と人との繋がりに『情』を重んじる九州という地域性の中で凝り固まった固定観念を、若い世代の方々から、もっとドライであれ!と教えていただく事も私の中の学びです。

多くの後輩インストラクターさんたちが、絶対的な立場として私に一目置いてくださる事は、本当に感謝に絶えませんし、嬉しくもありますが、僅かばかりか違和感もあります。

少し前になりますが、歯に衣着せぬ辛口断でダメ出ししてくれた後輩インストラクターさんがいました。
この歳になると、苦言を呈してくれる人が少なくなり、成長するきっかけも乏しくなるので、とても嬉しく清々しい気持ちになりました。

色んなご縁から、学ぶ事の素晴らしさに出会えて、ポーセラーツをしていて良かったな。といつも思います。
上昇志向のある素敵な方々とのご縁は、細くとも、いつまで経っても変わらず繋がっています。
生徒様とクリエイティブな世界観を楽しむポーセラーツサロンって、本当に素晴らしいコミュニティだと思います。

こんな私ですが、皆さん変わらずよろしくお願いいたしますね。


■コラム執筆者のプロフィール

ポーセラーツサロン「ラクロッシュ」。
2006年より福岡市南区の自宅にてレッスンを開始。
丁寧な指導と高い技術力が口コミで広まり、有名インストラクターもこっそりブラッシュアップにくる隠れ家サロン。
2男1女の子育ての経験に魅力を感じる若い世代からも支持を得る。
その他、天神のカフェレッスン(月1開催)や、彩色チャイナペインティング倶楽部九州事務局など活動の幅を広げている。
また、福岡では数少ないガラスフュージングの認定校。

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