第1回「ポーセリンアートとの出会い」

はじめまして。
自由ヶ丘でポーセラーツ・絵付け教室アトリエシュガーミルを主宰しております柴山麻衣子と申します。

今回から4回にわたって「お母さんはサロン主宰者」というテーマで、コラムを書かせていただくことになりました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

テーマからもおわかりのように、私は思春期の二人の子供を持つ”お母さん”です。
大学卒業後に就職をして5年間会社勤めをしましたが、夫の海外転勤で退職して以来ずっと専業主婦でした。

そんな私が、どうしてサロンを主宰するようになったのか?
主婦業や子育てとの両立はどうしているのか?
子供にとってサロン主宰はどんな影響があるのか?

などにふれながら、「子育てをしながらのサロン運営」についてお話しさせていいただきたいと思います。
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20代で結婚をした私は、海外で1人目の子供を出産しました。
頼る人もいない外国で、初めての育児は本当に不安でした。
今でいうママ友もいなくて、赤ちゃんに外気浴をさせるために散歩に行って、スーパーに寄って、買い物をする毎日。

せっかく海外に住んでいるのに、いつも赤ちゃんと家にいるだけ。

そんな時に見つけたのが市役所主催の絵付けレッスンでした。
パンフレットには他にもたくさん講座があったのに、そこだけが光り輝いているように見えたんです。

「私、これがやってみたい!」

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これが、わたしのポーセリンアートとの出会いでした。

外国で赤ちゃんを抱えた私がなぜ絵付けレッスンを受けることができたのかは、また後でお話ししますが、その後も海外と日本の転勤を繰り返し、二人目の出産をしながらも絵付けだけはずっと続けていました。

もともと食器が好きでしたし、良い先生にも恵まれて習い事としての絵付けはとても楽しく、ずっと絵付けを『習い』続けよう!と思っていました。

それが、『教え』よう!に、変わったのは、4回目の海外転勤がきっかけでした。

そこに、絵付けの先生はいなかったんです。
・・・・第二回に続く。


■コラム執筆者のプロフィール

柴山麻衣子。自由ヶ丘でポーセラーツ・絵付け教室アトリエシュガーミルを主宰。
フランスパリで、生涯のライフワークとなる磁器上絵付けに出会う。カナダへの転居に伴いトロントにて絵付け教室をスタート、帰国後にアトリエシュガーミルを再開。
今では都内の有名サロンの主宰者達が絵付けを学びに通うほどの超人気サロン。

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