第3回「自分の信念にかける」

子育てを満喫しながら、ポーセラーツ教室にもマイペースに通い続け、遂に2年の歳月をかけてインストラクター資格を取得しました。

 

前にも書いたように、早いうちから漠然と”教室を開きたい!”という思いがあったのでポーセラーツの記録にブログを書いていたのですが、そのブログでインストラクター資格を取得した事も記載したんです。

すると、大変有難いことに、瞬く間にオーダーの注文が来るように!

この頃、末っ子がまだまだ目が離せなく教室オープンのことは考えていませんでしたし、オーダーをすぐに作れる自信もなかったので、残念ですがお断りさせていただいていたのですが。。

今思うと、エルドールの始まりはココだったと思います。

ブログやSNSでの発信で、私の作品や、私という人物像、作品のテイストを少しでも世の中に伝える事が出来ていたから、オーダーをいただく事が出来ました。

これからサロンを持ちたいとお考えの方には、早くからの情報発信を強く!オススメいたします。

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さて、お断りさせていただいていたオーダーですが、大変恐縮なことに、それでもご注文下さる方がいらっしゃいました。

そこで、知人〜知人の知人に範囲を絞り、オーダーを受ける事に。

オーダーして下さるのは本当に感激な事です。

 

でもそれ以上に、ある1つの思いが強く強くありました。

それは【オーダーよりも作って欲しい!】という事。

オーダーを受ければ受ける程、その思いは強くなるばかり。

私は、ポーセラーツを知って自分が感じた感動を、どうしても他の人にも感じてもらいたいと思っていました。

 

そうなると辿り着く考えは、やっぱり教室オープン…

 

しかし思いとは裏腹に、現実問題に直面します。

私がのんびりとインストラクターコースを受講していた2年もの間に、ポーセラーツ教室が溢れかえっていたのです。

“こんなにもポーセラーツ教室が増えたのに、私が教室を開いたところで私の教室に来てくれる方はいるのだろうか…?”

と、社会経験が無い私は、その考えに簡単にとらわれてしまいました。

だって、誰だってリスクは背負いたくないですよね。

ましてや、子育て中でオーダーもお断りしてきた自分が、多くのポーセラーツ教室が存在する福岡で、新たに教室を開くのには物凄い勇気と覚悟が要りました。

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そんなある日、友人から質問を受けます。

中学から仲良くしている、友人というより親友です。

 

“教室開くのやめたの?”

 

私の思いの丈を伝えます。

すると、友人が何ともありがたい言葉を返してくれたのです。

 

“私には詳しくわからないけど、全ては結局【人と人】だから。場所とかじゃ無いよ。かずほだから学びたいって人、絶対いると思うな。”

 

夢を追う者の1人である親友のその言葉が、自分でもビックリする程とても響きました。

そして今までの思い・考えが溢れかえってきて、エネルギーになっていくのを実感しました!

その瞬間もう周りが見えなくなるくらい【教室を開く!】という目標しか見えなくなったのです。

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親友の一言で、こんなにも前向きになれたのは何故だったのでしょうか?

 

それはきっと、結局のところ自分に自信がなかったのだと思います。

自分に自信を持つことは案外難しいものです。

でも私には1つ、信念がありました。

【ポーセラーツは人を魅了する!ポーセラーツで人生が変わる人は絶対にいる!だから自分は誰かに伝えたいんだ!】という信念がありました。

 

“自信は経験を積んで付けていこう。

自分の信念にかけよう。

芯をしっかり持って、自分らしい教室を開こう。”

 

そういう思いに至りました。

そして教室オープンを決意したのが今から11ヶ月前、まだ、つい最近のことです。


■コラム執筆者のプロフィール

10歳・5歳・3歳の子育てママ。
2人目の妊娠を機に長く続けられる趣味としてポーセラーツと出会う。
その後 2年かけて2015年にインストラクター資格取得。
2017年より自身の経験を活かして、子育て中のママに沿った自宅教室をオープン。
雑誌などメディアにも掲載される。

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