第3回「ちょっぴり先輩ぶってみて」

ポーセラーツに出会う前も サロンのお客様にお出しするお飲み物は茶葉や茶器にも自分なりにこだわっておりました。

ポーセラーツに出会ってからの私は茶葉と茶器を選びだけでなく、茶器そのものからデザイン出来るようになりました。いまだ作りたいもので溢れており、時間がいくらあっても足りません。

レッスンの後のティータイム。
生徒様にお出しするその日のスイーツに合わせてお皿を選んだりするのも楽しみの一つです。

今までは少しずつ買い足していたテーブルウェア。
自分で作れるようになりますと、憧れの世界がとたんに身近に感じられるようになります。

自分で作った食器でお茶会を開く。
遠い夢ではありません。

 

ポーセラーツに興味はあるけれど体験したことのない方へ

一見豪華にみえますが、このデザインですと初めての方でも1日で完成できます。

4白磁×ガラスティーセット

同じティーセットでもこちらは1カ月かかりました。
私の卒業制作です。

卒4

こちらは正直頑張りました。

しかし許せないのは卒業して年月が経つというのに 未だに自分でも自画自賛してしまっている事。「あの頃はこんな作品しか作れなった」くらいになりたいものです。

共通してるのは、知らない方から見ると 難しそうな事でも、実はどなたにでも挑戦出来るという点です。

ポーセラーツ作品は絵心に関係なく、様々な技法の組み合わせによって作られています。自分の好みのテイストに似ているサロンを選ぼうとサロン選びを頑張らなくても実は大丈夫なのです。

どんなテイストを作りたいと言っても講師がお伝えするのは技法です(+楽しさ)。それを作るためにはどの技を組み合わせれば完成するかをお伝えするはずです。

それがポーセラーツインストラクターです。

皆様のお近くのサロンの先生もこんなデザインが作りたいと相談すればきっと導いてくださいますよ。

心が動いた時がタイミングです。
ポーセラーツは体験したことがあるけれど教室を始めようか迷われている方へ

不安は自身で切り捨てて行きましょう。
経験が自信を作ります 。

 

余談ですが・・・

こちらのコラムを現在徳島県の海の見えるホテルで書いております。ビーチからは楽しそうな声と波の音が聞こえています。

コラムの締め切りが本日なのですが、旅行の計画は前からあり、完成してから旅に出たかったのですが、ギリギリにならないと出来ないタイプの私は案の定 書き始めたのが旅の前日。

終わらずに旅立つことに。
旅先のホテルで執筆なんてどんな大物作家だよとツッコみたくなりますね….。

 

こちらに来た理由を是非皆様にもご紹介させて下さいね。

徳島県の 『大塚国際美術館』

こちらはなんとポーセラーツと同様の『転写紙』を使った陶板絵画の美術館なのです。日本に居ながらにして世界の名だたる名画を鑑賞できる素敵なスポットでした。

劣化の具合から色使いに至るまで、本当に忠実に再現されており、なんと原寸大でご覧いただけます。

記念写真はOKな美術館です。

DSC09752

ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂 天井画の完全再現

こちらやその他の館内作品は、陶板に転写紙を焼き付けた作品です。間近で見ると分かりますが、更に上から絵具も施し、2~3回は焼成していると思われます。

作品作りのヒントや目の肥やしとなるスポットには、私も日々積極的に足を運んで楽しんでおります。

ポーセラーツにはセンスが必要と尻込みする方が多いですが、最初は真似でいいと思います。好みのデザインで制作を楽しみ、その時間を通して感じる感情は特別なものです。


■コラム執筆者のプロフィール

東京白金台と新潟県の2か所にてポーセラーツサロンを運営。
店主はヘアメイクアーティストでありサロネーゼ。美容サロン内にてポーセラーツレッスンを行う。
事前のご予約でレッスンの時間も朝から夜まで対応可能。ポーセラーツの他さまざまなハンドメイドメニューも展開し、美術館にてポーセラーツ作品の展示・販売も行う。

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