第5回「世界で喜ばれるおもてなし」

皆様、こんにちは。
東京・品川区ポーセラーツサロン tantan(たんたん)を主宰しておりますhitomiです。
桃の節句も過ぎ、いよいよ春が近づいてまいりました。

今回は、世界で喜ばれる「おもてなし」について、お話をさせていただきます。

コラム⑤−1最初のコラムでも書かせていただきましたが、私は、父の仕事の関係で、幼少期は南米・中東・欧州で過ごしました。

海外にいる頃から、両親に連れられ、いろいろな方のホームパーティに参加することも多く、また、我が家にお招きする機会もたくさんありました。

そのときに、海外のお客様に共通して喜ばれる「おもてなし」のコツがあることに気づきました。
その一部をご紹介させていただきます。

それは、どこかに自国の文化のテイストを取り入れることです。
どのお客様のパーティに招かれても、必ずどこかに、その国のテイストが感じられるものが用意されていました。

我が家にお招きする時も、母は、必ず日本の文化を少し取り入れた「おもてなし」を用意していました。
一番鮮明に覚えているのは、桃の節句の頃に、ひな人形を飾り、「和」もとりいれた「おもてなし」に、外国人のゲストの方々は、とても喜ばれていました。

近々、主人の友人が海外から遊びにくる予定があります。
我が家にもお招きしているので、その時に使用する食器を私はポーセラーツで新しく作りました。
洋風のお重です。
今回のポイントは、「和」と「洋」のミックスです。

コラム⑤−2お重という、「和」を取り入れる中にも、デザインは「洋」で仕上げる。お重はお節料理のイメージが大きいと思いますが、ちょっとしたランチボックスとして、ディナーの時にはアペタイザーを、そして、デザートやティータイムの時には和菓子やチョコレートを入れるなど、用途は様々です。

また、あえて、普段使う事の多いワイングラスではなく、綺麗なブルーの沖縄の陶芸器を取り入れる事で、飲み物は「洋」でも、「和」の雰囲気も残せます。

主人と旅行に出掛けたときなども、滞在先のホテルで受ける「おもてなし」も、大変勉強になります。
ウェルカムスペースからテーブルコーディネート1つにしても、デザインは様々。

「この食器素敵ね!」、「こんな風にしたら素敵ね!」、「このメニュー、私もやってみよう!」等々。

私は、「おもてなし」をする時には、お越し下さるゲストの方にあわせたものを常に心掛けています。

次回は、いよいよ最後のコラムとなります。
これからのtantan(たんたん)について、お知らせする事もありますので、楽しみにしていただけたら嬉しいです。


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