ここ最近人気急上昇中のハーバリウム。
ハンドメイド界のあちこちで目にしたり、耳にするようになりました。
SNSでも大人気で、検索をかけると様々な種類のハーバリウムを目にすることができます。ハンドメイドマーケットプレイスのmineやCreemaでも美しいハーバリウム作品が販売されていて、趣向を凝らした作品が日々生まれています。
そんなハーバリウムですが、ポーセラーツのレッスンのを行っているサロンの間でも盛り上がりを見せています。
レッスンを始めるサロンもぞくぞくと!!
急激な広まりを見せたハーバリウムですが、どのようなもので、どのような良さがあるのでしょうか?
今回はハーバリウムの魅力に迫りたいと思います!
ハーバリウムってどんなもの?
ハーバリウムは「植物標本」という意味で使われてきた言葉です。
通常、植物標本は、乾燥処理がされ、アルコールや防腐剤などに浸して保存されます。
その中でも「液浸標本」と呼ばれるアルコールなどに浸されて保存されたものが、最近人気のハーバリウムの原型といえます。
観賞用のハーバリウムは、理科室の標本のような形ですが、花とオイルが詰め込まれ、アクアリウムのような美しさを持ちます。
作り方は、ガラス瓶の中に花材を入れ、オイルで漬け込む。
基本的にはこれだけで、完成です。
アルコールで漬けても大丈夫ですが、オイルの方が粘土も高く美しく仕上がります。
手軽さと、完成品の美しさ、花なのに長く楽しめることで人気に火をつけました。
ハーバリウムに必要なものは、花材、ハーバリウムオイル、ピンセットや竹串、オイルを入れるガラス瓶。
花材も様々なものがありますので、お好みのお花や色味でオリジナリティを出すことができます。
とてもおしゃれで見映えが良いだけでなく、オイルの中で浮遊するお花たちは癒しを与えてくれます。 インテリアにもピッタリで、枯れることはありませんので長く楽しむことができます。
光を当てるとオイルが乱反射します。
太陽光を通すとキラキラと輝き、LEDやライトを当てると幻想的な雰囲気を醸し出します。
お手入れ不要で飾るだけで華やかな空間にできるハーバリウム♪
プレゼントにもピッタリで、人気がでるのも当たり前なクラフトです。
ハーバリウムの作り方
ハーバリウムの材料は花材・オイル・ガラス瓶のみ!
この手軽さが人気の秘訣です♪
あとは長めのピンセットがあれば準備は完了!即作成に移ることができます。
使用する花材は、ドライフラワーやプリザーブドフラワーがオススメです。 生花は水分を含んでいるので、日がたつとカビが生える恐れがあり使用はNGです。
ハーバリウムオイルは、花材ショップで購入することができます。
ハーバリウムオイルは鉱物油でできていますので、ミネラルオイルを代用に使うことができます。 ベビーオイルなどもミネラルオイルですので使用できますが、色落ちしてしまうことがあるようです。 美しく保存したい方は、お店で販売されているハーバリウムオイルを使用すると安心です。
ガラス瓶はお好みのものをご用意ください♪
様々な形のガラス瓶があります。細長いものから、短いもの、丸型やジャムの瓶、電球型のものなど、何でも使うことができます。
中に入れる花材と組み合わせることでバリエーションは無限大に広がります。
カラーハーバリウムオイルという、色付けされたものもありますので、瓶の形、花材、オイルのコラボレーションで出来上がり
使用する際は、完全に乾燥させてから。 水分が残ったままだと、カビや藻の原因となりますので要注意です。
作り方は乾燥させたガラス瓶に、花材を見映えが良くなるよう、違う種類のものと交互に入れていきます。
花材が入れ終わりましたら、オイルを入れます。
オイルを入れますと、花材から気泡が出ますので、気泡ができるまで待ってから蓋を閉めて できあがりです。
キットも販売されていますよ。材料選びに迷う方やちょっと試しに作ってみたい方にオススメです。基本的に仕上がりの写真も載っていますので、出来上がりのイメージがわきやすく、手軽にハーバリウムを作ることができます。
ハーバリウムコラボ!ポーセラーツと合わせることも♪
ポーセラーツ
ハーバリウムには必ず瓶を使いますよね。
その瓶をポーセラーツで飾りつけすれば、オリジナリティーを出すことができますよ♪
文字も入れることができますので、プレゼントにもオススメです♪
アクセサリー
ネックレス、ピアス、イアリングなどに使うことができる小さなガラス製品が販売されています。球体や円柱、電球型など、様々な形があり、その中に小さなハーバリウムを作ることで可愛くておしゃれなアクセサリーを作ることができますよ♪
中のハーバリウムが光に当たるとキラキラして幻想的!
リボン
瓶の口元にリボンを飾るとさらにかわいいインテリアに仕上がります。
リボンレッスンも盛んに行われていますので、リボンのテクニックを追加して、さらにワンランク上の作品に仕上げてみては。
タッセル
やはりリボンのようにボトルの首元にかけてあげると、また違った趣を出すことができます。
タッセルを組み合わせると上品な雰囲気の作品が出来上がりますよ。
ご自分の得意分野とハーバリウムをコラボさせることで、よりクリエイティブに作品作りを楽しむことができますね♪
フレグランスハーバリウム
フレグランスハーバリウムはこれまで、きっちり閉められていたハーバリウムの蓋を開けたハーバリウムの進化系♪
香りがプラスされたことで、視覚と嗅覚で、楽しむことができるようになりました。
リードディフューザーの瓶の中にお花が詰め込まれ、そのお花から香りが出ているような印象です。
フレグランスハーバリウムを置くことで寝室やリビング、洗面所、玄関などの空間を楽しむことができますね。
ポーセーラーツではおなじみのD-MIRACLE(ディーミラクル)は、フレグランスハーバリウムオイルを販売しています。
ブラウンダイヤモンドと題された香りは、パッションフルーツを中心に甘い果物を利かせたシャンパンをイメージしたものだそう。
フレグランスハーバリウムを作りたい方はサロンのレッスンや、イベントなどのワークショップに伺ってくださいね。
もう一つ、フレグランスハーバリウムと似たような、
ハーバリウムリードディフューザーの作り方をご紹介します♪
材料は瓶、花材、エタノール、製油、リードスティック。
リードスティックの代わりに竹串を使うこともできます。先の尖っている部分は切ってくださいね。
作り方はハーバリウムの方法とほぼ一緒で、瓶の中に花材を詰め、オイルの代わりにエタノールを注ぎ、その中に製油を入れ、混ぜます。最後にリードスティックを差してできあがり。
エタノールに花材の色が移ることもありますが、それはそれで趣があって美しいもの。
製油とエタノールの比率は1:9ですので、かなりの量の製油を使うことになります。
製油はどんなものを使っても大丈夫ですが、質の良いものの方が香りが広がります。
花材を抜いて普通のリードディフューザーとして使うこともできますよ♪
販売されているリードディフューザーはお値段が張るものが多いですが、安価で手軽に自作もできますので、オススメのクラフトです♪
ハーバリウムランプ
ハーバリウムの派生系の中で今人気急上昇なのが、「ハーバリウムランプ」
ハーバリウムをランプに仕立てたもので、火を点けると明かりがオイルに伝わり、花々を幻想的に照らします。
違う点は、瓶ではなくアロマランプ用のボトル(オイルポット)とオイル。
アロマランプ用のボトルは、芯を差すタイプのもので、オイルは燃焼用のオイルを使用します。
ハーバリウムランプは、昼は陽光を反射してキラキラと輝くインテリアとして。夜は芯に火をつけることで、ランプに変身します。ゆらゆらと揺れる火は癒し効果を与え、リラックス効果があるそうです。
中のオイルがアロマで香り付けされているものは、アロマランプとしても使うことができます。
ゆらゆらと灯る火と、漂うアロマ……夜のリラックスタイムにピッタリのアイテムですね。
通販サイトや、mineやCreemaなどのハンドメイドマーケットプレイスでも数多く販売されていますが、自分でも簡単に作ることができます。
オイルランプ用の瓶とオイルが違うだけで、作り方はハーバリウムとほぼ同じです。
瓶は芯とセットになっているものを選ぶと、初心者の方でも簡単に作ることができますよ。手順はハーバリウムと同じで、オイルを注いだ後に精油を垂らします。
あとは蓋をして出来上がり♪
昼と夜で違った表情が味わえて、さらに香りまで楽しめる幻想的なハーバリウムランプ。是非生活の中に取り入れてみてはいかがでしょう。
いかがでしたでしょうか。
ハーバリウムはただのインテリアではなく、癒しのアイテムだったんですね。
手軽で、美しく、長持ち♪
三拍子揃ったハーバリウムを是非生活に取り入れてみてくださいね。