ステキなティーカップやケーキプレートに魅せられてポーセラーツを始めた方も、お正月が近くなるとチャレンジしたくなるのが、ハレの日を彩るお重!
ポーセラーツで作れるお重とは、どのようなものなのでしょう?
お重の形やデザイン、お揃いで作れるお皿や小物まで、たっぷりご紹介します♪
ビジターさんも手ぶらでお重作りにトライできるサロン、ありますよ!
これからポーセラーツを始めてみたいあなたでも大丈夫。ぜひ、お正月の食卓をお手製のポーセラーツお重で演出してみてはいかがでしょう。
目次
ポーセラーツのお重いろいろ
ポーセラーツで作れるお重には、いくつかの種類があります。白磁の形や大きさによって、使い勝手や作りやすさも変わってきます。
ここでは白磁の形とテイストで分けて、ざっとご紹介します。
可愛らしく使いやすい丸型のお重
お重としてオーソドックスなのは角型のお重かもしれませんが、ポーセラーツで是非おすすめしたいのは、丸型のお重です。
おうちに眠っている角型のお重って、なかなか使える機会が少ないと感じませんか?
丸型のお重なら、一段ずつばらして使う時の便利さが格段にアップします。角がなく洗いやすいのも嬉しい所ですね。
磁器製であることを生かし、常備菜入れとして。またスタッキング可能な菓子鉢としても大活躍します。また、ゴールドを使ったデザインにしたい場合にも、金彩を使わずに「レンジ用」の転写紙やセラミックマーカーを使えば、電子レンジでそのまま温められますよ。
華やか!和柄のお重
赤と金のはっきりとした配色がなんともおめでたい、新年の訪れが嬉しくなるようなデザインです。蓋にデザインされている梅の花も丸く咲いていて、可愛らしいですね。
段重は上下での柄合わせが無いので、上下を入れ替えて使ってもOKです!
淡いピンクの色調と鞠の絵柄が、心弾む春を思わせるような、やさしくポップな風合いのデザインです。ピンクをお重に使う方は多いのですが、ピンクならお雛祭りまで使える!と好評ですよ。
こちらもピンクでまとめられたデザインです。ペールトーンでふんわりとやさしい雰囲気に仕上げられていますね。
段重内側の側面には、お重に中身が入っているときでも見えそうな位置に、淡い色味の可愛らしいラインがデザインされています♪
着物の柄を合わせたような華やかさのあるデザインですね。白磁そのままの白を多く残しつつ、ビビッドな色と柄の組み合わせで、パッと目を引くデザインになっています。
段重の内側にも、大ぶりの柄が配置されていて華やかですね。
このように、使う転写紙や配置の仕方によって作り手の趣味趣向が色濃く表れるのが、ポーセラーツの面白いところ。和柄のお重だけでも、あらゆる雰囲気の作品が生まれます。
モダンなデザインのお重
Embellir Ginzaらしいと言えるモダンなデザインのお重です。サロンらしさ、先生らしさが存分に感じられます。
サロンによって、先生の得意とするテイストがありますし、お教室にストックしている転写紙の種類にもその特徴は表れますので、このサロンの作品が好き!となった場合には、そのサロンで直接教えてもらうのがいちばんです。
この作品では和柄の転写紙もしっかりと使われているのですが、色味や他の柄との組み合わせ方でモダンに仕上げています。
次の作品も、同じPearluxeの作品です。
シノワズリの転写紙をバランスよく使い、シルバーとの配色でクールに仕上げた作品です。仰々しく派手にならないおさめ方がおしゃれですよね。お揃いのプレートの柄取りもキレイです♪
角型のお重やボール型も!
やっぱり角型が欲しい!という方もいらっしゃいますよね。角型の存在感と特別感は代えがたい魅力です。
淡いグレージュがモダンなお重です。色味が軽いと、他の食器やインテリアにも合わせやすくなりますね。また、写真にあるように四角い箸置きもセットで作られています。
エンジの和柄と、金の組み合わせがとっても品よくマッチしているお重です。角の形を生かして、存在感はたっぷり、かつスマートにデザインされています。
こちらもゴールド基調でデザインされた角重ですが、さきほどの和柄のものとはずいぶん違った雰囲気になっていますね。蓋の縁や段重の面に白をしっかり残したことで、エッジのきいた白磁の個性が際立っています。
球形の白磁はいかがでしょう?
もうすでに、丸型も角型もお持ちの方には、球形三段重はいかがでしょうか。
すべての面が曲面で構成されたこのお重は、磨きをかけたテクニックを発揮できる作品として挑戦しがいがありますよね。
上級者ならではの技術とデザイン力を存分に注げる「ボール型のお重」おすすめします!
お皿や小鉢も揃えて楽しく♪
毎年大人気の扇型のお皿と蓋つきの湯飲み茶碗を、セットでデザインした作品です。お重と合わせてデザインすれば、シーンを選ばず使うことができますね。
すでに完成させたお重を目の前に置いて、お揃いデザインの作業を進めていけるなんて、なんとも楽しく贅沢な時間です。一枚ずつバリエーションを変えて、リンクしたデザインにするのも面白いですね。
こちらは小皿と湯飲み茶碗のセット。テイストだけでなく金の縁取りも美しく揃えて、とってもきらびやかなセットになっています♪
お重の中身をちょっとずつ取り分けられるような、便利なプレートを選んでみるのもいいですね。フォルムが独特な白磁でも、デザインをお揃いにすることで、違和感なくセットにできるというのはポーセラーツならではの歓びです。
1dayレッスンやお重レッスンに参加してみよう
フリーレッスンでお重を作られる方は、10月くらいからお重に取り組まれている方も多いことでしょう。金彩をほどこしたり、凝ったデザインで仕上げようとすると複数回の焼成が必要になり、完成までにかかる期間が長くなりがちです。
しかし、1dayレッスンでお重を扱っているサロンや、お重レッスンと称して1~2回のレッスンでお重を完成させられるお教室では、比較的短期間での受け取りが可能ですから、これからポーセラーツのお重を作ってみたいとお考えの方は、専用レッスンを設けているお教室やサロンに問い合わせてみてくださいね♪
こちらは、初めてポーセラーツをされた方が作ったお重です!
とても初めてとは思えないクオリティの高さですが、レッスンを受けながら制作すれば、どなたでも美しく柄合わせされたお重を作ることができますよ。
レッスンで作ったお重を先生に焼成していただき、完成品を受け取れるまでには、数日から1週間くらいの期間がかかります。
締め切り間近のレッスンも多くなっておりますので、お急ぎくださいね♪
お重のレッスンを開催しているサロン(一部)
・Pearluxe(パーリュクス)
・Embellir Ginza
・Le Ange(ル・アンジェ)
・Sofeart
・concerto