第1回のコラムでは、私のポーセラーツ生活の始まりと、”趣味が自分を輝かせてくれる”とお伝えしました。
第二回では、子育てとポーセラーツを掛け合わせた生活についてお話ししたいと思います。
ポーセラーツを学んで行くにあたり、まず方向性を決めなければいけません。
どのような事かというと、
●あくまで趣味として作品を作って行くのか
●インストラクター資格を取得するのか
ざっくり言うと上記の2つになります。
私は、迷うことなくインストラクターコースを学ぶ事にしました。
それは何故か。
今まで何も無く 子育てだけしてきて、ポーセラーツに出会わなければきっと今だに子育てだけをしている生活だったと思います。
でもポーセラーツを知って、可能性を信じたくなったんです。
自分がインストラクターになる可能性。
自分が まさかの”先生”と呼ばれる立場になる可能性。
母親としての自分とは別の、まだ自分も知らない自分を見られる可能性。
フリーコースでレッスン料を支払うより、何か1歩ずつでも足跡を残してレッスン料を払いたい!って思いました。
今思えば、この決断は本当に良かったと思います。
最初フリーコースからのインストラクターコースだと、ある程度のことが出来るようになっていても一からレッスン料を払わなければいけませんからね。
そして、私の長い長いインストラクターコース受講の幕開けです。
私の生活は あくまで子供中心で、ポーセラーツは息抜きでしたので 卒業までに2年もかかりました!
途中、末っ子長男の出産も挟んでいます。
そうすると一緒の時期に通っていた方は、いつの間にか卒業してサロンをオープン。サロンワークをバリバリこなす方ばかりになっていました。
小さな夢というか、漠然と自分も教室持ちたいなと思う部分もあったので、なんだか凄く焦ってきちゃったんですね。
それで、そんな焦りを打ち消すかのように、自宅で作品作りに没頭しました!
作品を作っていると凄くストレス発散になるし、楽しいし、何だか安心する事が出来たのです。
そうしている内に難しい部分のコツを掴んできたり、自分なりに簡単なやり方を見出す事ができるようになりました。
ポーセラーツインストラクターは、カリキュラムをこなせばほとんどの方がなる事が出来ます。
ただ、カリキュラムを終えた時に全ての人の技術が非常に優れたものになっているかというと、決してそうではないと思います。
これだけは、練習した分だけ上達するのです。
そういう点では、子育てと両立しながらゆっくり時間をかけて通った事は良かったように思います。
今 あの頃の自分に伝える事ができるなら、私はこう言いたいです。
「自分の好きな事は好きでいる限りずっと裏切らないから、今 大切なものは、今 優先して大丈夫なんだよ。」
子供の成長はあっという間で、幼くて可愛い時期はすぐに過ぎてしまいますからね。
子供の成長をよくよく見守るのは、あの頃の私にとっては最優先事項。
でも、大好きで私の支えでもあったポーセラーツは、何年経ったって裏切る事はなく、ずっと私のそばにありました。