はじめまして。
大分ポーセラーツ・ハーバリウムsalon de CARINA(カリーナ)の房前と申します。
この度、連載コラムの機会をいただき大変光栄に感じています。2年と8ヶ月のサロンとまだ浅く未熟な私ではありますが、これからサロンをオープン予定の方やポーセラーツにご興味をお持ちの方々へ、少しでも勇気が湧くことを伝えていけたらと思っております。つたない文章ではありますがよろしくお願い致します。
私がなぜポーセラーツサロンをオープンしたのか、自己紹介を兼ねてお話させていただきます。
私は長い間販売業に携わってまいりました。
結婚してから子育てが終了するまで沢山の経験をしたお陰で、今のサロンにも役立つことが多々ある様に感じています。
ポーセラーツという言葉を知ったのは退職して趣味もなく、ただ毎日が過ぎていくこれから先を不安に感じていた時でした。
そんなある日、雑誌の特集で始めてポーセラーツを目にしました。こんな素敵な物が自分で作れるなんてと、ただ写真を見て作品に魅了されたのをハッキリ覚えています。
それから体験レッスンへ行き、すぐにインストラクターの道を選択。ピンと来たら直ぐに行動したくなる私は迷うことなく、ただわくわく感しかありませんでした。
それから、1年半かけてパートをしながらやっと資格取得します。その春の2016年4月に自宅サロンをオープンいたしました。
ただそこからは試行錯誤の連続でした。
ほとんどご予約はなく、お友達が数名……
そんな中時間はありましたので (笑)
とにかく毎日作品を作っていました。
ポーセラーツの技法は沢山ございますが、私もまだまだサロン初心者ですので勉強不足のところもあります。
そんな初心者だからこその思いや、ポーセラーツを始めたばかりの方、インストラクターコースを受講し始めた方でも取り入れやすいテクニックをご紹介できたらと思います。
私が初めに教わったテクニックは単色転写紙を使用して、北欧の花柄を白磁に貼る魅力あるデザインです。
大人気の北欧ブランド、マリメッコ風はポーセラーツ初心者なら必ず作ってみたいアイテムではないでしょうか?
準備するものは 、コピー用紙・スタビロ鉛筆・単色転写紙・マスキングテープ・スタイラスです。
まず、図案になる花柄をコピー用紙に描きます。その際大きさを変えて何種類か書くのをおすすめします。書いた図案の裏に専用のスタビロ鉛筆で花のラインをなぞっていきます。
なぞる時は真っ黒に塗りつぶさなくても、ある程度色が付けば大丈夫です。(薄すぎても写りにくいです)
次にお好みの単色転写紙に図案を上からおきます。
その際ズレない様マスキングテープを貼っておくとよいです。
次に絵柄にそって、スタイラスでなぞっていきます。すると単色転写紙に図案が写るので、それをハサミやカッターでカットしていきます。
最後にカットした転写紙を白磁に貼り付けます。
注意する点としては、花の形を滑らかにカットしていくと綺麗に仕上がります。
他にも生徒様からキャラクターの食器を作りたいとの希望があり、市販の型を購入し同じ様に作られたことがありました。
絵が苦手な方でも、この技法を使用するとオリジナル感が出て、ますます作品の幅も広がります。オンリーワンの作品作りの楽しさも感じられます。そして沢山のカラーがある単色転写紙をより楽しめると思います。
他にもスタビロ鉛筆を使用したテクニックがございます。
リボン型プレートにできる技法です。
第2回目は、こちらの一度は作りたくなる、スタビロ鉛筆を使った大人気の技法をご紹介させていただきたいと思います。
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※次回の配信は、お正月を挟んだ1月7日(月)となります。乞うご期待です♪