最近では本をじっくりと読む時間があまりとれず、学生の頃に比べて小説や物語を読む機会が少なくなってしまいました。
一方、そんな時間の中で、時間をかけて1冊ゆっくりと読むこともできるし、短時間でもサッと欲しい情報だけを頭にいれることができる、自己啓発本を読む機会が増えました。
その中でもたくさん勉強になる言葉がはいっていた本をご紹介します。
今回ご紹介させて頂くのは、テーマの「私を変えた1冊」よりも、「私を変えようとする1冊」です。
スティーブ・シーボルドさんの「一流の人に学ぶ 自分の磨き方」が私の1冊です。
その名の通り、一流の人はこんな人、二流の人はこんな人と、書いてある本で、一流の人の信念、勇気、努力、情熱、成長、規律、学習、感謝、謙虚、正義、忍耐、寛容の12章に分かれて、二流の人はプライドを守るために傲慢に振る舞い、一流の人は奉仕の精神を発揮して謙虚に振る舞う。
二流の人は失敗を恐れて行動せず、一流の人は失敗を通じて学習する。などと、それぞれの場面に合わせて一流の人とはどういう人なのかと説いています。
自分はどんな人間になりたいのか、一流、二流どちら側にたちたいのか、それを考えながら読むと、こういう考え方をして行動すれば、なりたい自分に近づけるかもしれないと思える本です。
自己啓発本を読んでも・・・と思われている方も多いと思います。
確かにその本に書いてある通りに物事が進むとは思えませんし、誰にでも当てはまる事ではありません。
しかし、良い言葉に出会うことができ、自分の言葉にする、そしてやる気になればそれでいいと思います。
本を読んだからってそれで終わりでは本当に意味がありませんが、その言葉を頭の片隅におき、行動に移す事ができれば失敗してもいいのですから。
人生には行動しないと学べないことだらけですもの。
自分の人生に対する向き合い方を本を読んで勉強してみるのもたまにはいいのではないでしょうか。