第3回「単色転写紙でできることは無限大」

大阪(難波・堀江)ポーセラーツ教室ローズコラーユの東城真利子です。

ローズコラーユで一番よく使う転写紙は「単色転写紙」です。
単色転写紙だけで様々な作品を作ることが出来ます^^
好きなキャラクターで作る生徒さんも多いですよ♪

単色転写紙で出来ること
・カッターワーク
・重ね貼り
・クラフトパンチアレンジ
・ちぎり

カッターワークとちぎり

カッターワークは転写紙の上でカットして貼る方法と、貼ってから切る方法があります。
デザインや白磁によってやりやすい方法でカットしていきます。曲面が強い場合や細かくバラける時は貼ってから切るのがオススメ。ファインポイントペン(油性ペン)で下絵を書いておくと、水で消えないので作業が楽になります。

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また、転写紙の上でカットする際は、下まで切らずに表面だけ切ると貼りやすくなりますし、細かいカットもしやすくなります。カッターワークも奥が深く、よりやりやすい方法を追求しています^^

転写紙をちぎって貼るのも人気があります。

重ね貼りとクラフトパンチアレンジ

単色転写紙に柄を重ねることで、さらにアレンジは無限に広がります。どんな柄にも合わせやすいのがパステルカラーの転写紙です。

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ネコのクラフトパンチで作られたのが、アラベスク転写紙の重ね見本。色によっては焼成前と後で見え方が変わるため、このように見本を作っておくとデザインを考えやすくなります。

ローズコラーユでは色見本プレートの裏側に入れるのが定番になっています。
アラベスク柄に限らず、ドット・ストライプ・ダマスク・レース柄なども同様に重ね貼りを楽しめます。
最近では単色転写紙の2枚重ねも当たり前になっていて、理想の色が出るように、同色を重ねたり、場合によっては違う色を重ねて色を作っています。まるで絵の具のように混色を楽しんでいます。

色見本プレートではクラフトパンチのアレンジも楽しんでいただいています。作品作りでもクラフトパンチは大活躍です。

単色転写紙で作る作品たち

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実際に作品をみてみましょう。
左上:ヒョウ柄は単色転写紙のみで作っています。ベースに肌色→茶色→黒色を重ねています。重なりを取る必要がないので簡単なデザインです

右上:クリスマスリースプレートは単色転写紙をメインに作っています。丸をたくさん使っているのですが、小さい丸のクラフトパンチ・穴あけパンチを使っています。綺麗な小さい丸をカットするのは難しいので、丸のクラフトパンチは重宝します。

左下:マルコファビアの風タイル。パステルピンク・ピンク色を重ねて表現しています。1〜3枚重なることで濃淡を出し、バックの雰囲気を出しています

ドットの作品はコンパスカッターを使っています。コンパスカッターを使うことで、思い通りのドットで作品を作ることが出来ます。穴を開けないためには、軽く針をさして転写紙を回して表面をカットするのがコツです。少しの穴は貼った時に戻ります。(デキャールソフターを塗るといいでしょう)

単色転写紙でできること伝わりましたでしょうか?
柄の転写紙と組み合わせればデザインの幅はさらに広がりますよ^^


■コラム執筆者のプロフィール

東城真利子
大阪(堀江・難波)でポーセラーツとカルトナージュサロン『Rose Corail(ローズコラーユ)』を主宰。
2012年オープン以降、多数のポーセラーツインストラクターを輩出。
高い技術と、丁寧なレッスンが受けられると、全国から生徒が集まる話題のサロン。
ポーセラーツ講師向けのテクニカル1Dayレッスンが人気に。東京・オンラインでも開催。サロン開業応援のメルマガの登録者は800名を超え。サロン開業のサポートにも力を入れている。
日本ヴォーグ社のカタログ作品制作担当、キルンアートコンクール受賞と活躍中。

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