第4回「市販にはない手作りだから出来ること」

大阪(難波・堀江)ポーセラーツ教室ローズコラーユの東城真利子です。

市販の食器もポーセラーツと同様、転写を使って作られています。
手作りでも売り物のような出来栄えで作れること、そして、こだわることができるのがポーセラーツの魅力です。

こだわれることがポーセラーツの魅力

サロン開業した当初はオーダーをたくさんいただいていました。
出産祝いには、名前、誕生日、体重も入れて。世界に一つのプレゼントができたこと、こんなに実用的で、素敵なハンドメイドってなかなかない!と思ったものです。

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写真の作品は開業当初のオーダー作品。お客様の要望を聞いて作って、喜んでもらえる。思い出深い作品です。
生徒さんもプレゼント用やウェディングのウェルカムボードなど特別な作品を作られています。

毎日使うものだからこそ、こだわりを

最近は持ち手周りを貼るのも定番に……
市販のカップを見てもらうと持ち手の手前でカットされているのが一般的ですよね。手作りだからこそ、ここまでこだわれる。さらには内側、底と見えないところにもデザインを施すことも出来ます。

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また、難易度の高い全面貼りに挑戦される生徒さんも多く。ティーフォーワンが人気です。

インテリアとして

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こちらはとてもお気に入りの作品。愛猫「銀ちゃん」の写真からシルエットを取って、転写紙で表現しました。(制作過程はこちら→☆
インテリアに飾れる作品を作りたいと制作して、私の大好きな世界観が表現できました。使うものでなく、こうやってインテリアに作れるのも大きな魅力です。

背景はグリオラージュにサンドピンクのダマスク柄を重ねています。猫の部分はシルクフラワーとラスター転写紙の分解構成。鼻はバラの花です^^
目はリボン転写紙から再現しています。口元、爪のラインは転写紙の茎の部分。
説明しないと(しても?)分からないこだわりが。完成した時の達成感と愛着に繋がります。

自分の世界観を表すことが楽しみに

ポーセラーツを始めた当初は、流行りのデザインや人気の転写紙で作ることも多かったように思います。だんだんと、自分の世界観を表すことに楽しみを見出すようになりました。

日頃、お出かけ中にも色々なものが目にとまるようになりました。
お店のディスプレイだったり、商品のパッケージ、服の柄だったり。
それがまた楽しくて……この色合い素敵、この雰囲気の作品を作りたい!を集めていくと作りたいものの想像が膨らんでいきます。

レッスンでは生徒さんとどんな作品にしようかと一緒に考えるのが楽しい時間。
それぞれアイデアや個性を出してくれるのがとても勉強になりますし、「こんなの作りたい。出来ますか?」と無理難題を突きつけられるほど、テンションが上がります^^
そして、悩みながらも一緒に作り上げる時間が大好きです。


■コラム執筆者のプロフィール

東城真利子
大阪(堀江・難波)でポーセラーツとカルトナージュサロン『Rose Corail(ローズコラーユ)』を主宰。
2012年オープン以降、多数のポーセラーツインストラクターを輩出。
高い技術と、丁寧なレッスンが受けられると、全国から生徒が集まる話題のサロン。
ポーセラーツ講師向けのテクニカル1Dayレッスンが人気に。東京・オンラインでも開催。サロン開業応援のメルマガの登録者は800名を超え。サロン開業のサポートにも力を入れている。
日本ヴォーグ社のカタログ作品制作担当、キルンアートコンクール受賞と活躍中。

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