第8回「お気に入りのアイテム」

皆さん、こんにちは。
名古屋ポーセラーツサロンLe lienです。

第8回は「お気に入りのアイテム」です。

大切にしているもの、お気に入りの物はたくさんありますが、私がずっと大切にしているアイテム、それは二十歳の誕生日に両親から贈られたダイヤのピアスとネックレスです。

3姉妹である私たち娘の二十歳の記念に、両親はそれぞれ違った品を贈ってくれました。
私には、ダイヤでした。とても嬉しかった事を覚えています。

初めての本物のジュエリー。なんだか大人になった気分でした。
でも一粒ダイヤのピアスとネックレスは大人になったばかりの私には少し地味に感じてその頃はあまり使用する機会なく、ケースに閉まってあることの方が多かったです。

結婚後、かしこまった席に出る機会も増え、出番も増えてきました。
きっと母はわかっていたのでしょうね、色々なシーンで活躍してくれました。

今ではカジュアルな服にも合わせて、と使い方も変化していますがずっと大切にしていきたい一品です。

二十歳の私に両親はどんな気持ちでこのダイヤを送ってくれたのでしょう。
我が家には今年二十歳になる息子がいます。
あの頃の私は両親の気持ちに思いを馳せるような娘ではなかったけれど、今同じ年頃の子供を持つ親となった私には、あの頃の両親の気持ちが少しわかる気がします。

ダイヤをおくられた二十歳の私と同じ歳になる息子へ、何か記念になる物を贈りたいと考えています。

もう一つお気に入りのアイテムは結婚10周年のお祝いに主人に買ってもらった時計です。

その頃夏休みの家族旅行は毎年決まってグアムに行っていました。
実は結婚式もグアムの教会で挙げました。

今年結婚20周年なのですが、その頃は今のように海外ウエディングもそんなにメジャーではなく、結婚式が挙げられる教会はグアムにはその一軒だけでした。

結婚して４年後から毎年グアム旅行に行っていたのですが、ちょうど結婚10年の年に家族4人で結婚式を挙げた教会を訪れました。

少し古くなっていましたが、当時のままの姿で私たちを迎えてくれました。
懐かしい思い出と、この場所から二人で始まった家族が4人となって再び訪れることが出来たことにとても感慨深い想いでした。

この時計はその時のグアムで主人から贈られた物です。
素敵なシチュエーションでサプライズでプレゼント！…なんてことはなく、これが欲しいと主人にリクエストして一緒に買いに行ったのでムードも何もなかったですが…（笑）

それから10年、ポンとその辺にほったらかしていたりすることもあるのですが、いつもずっと私の左腕にいるこの時計。

これからも大切に使っていきたい思い出の品です。