福岡LunaPiena(ルナピエナ)のMOCHA(もか)と申します。
第2回目は単色転写紙の活用をご紹介したいと思います。
つたない文章ですが最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
単色転写紙に魅せられて
ポーセラーツを始めた頃は柄の転写紙ばかりを好んで使っていましたが、少し慣れてきた頃から単色転写紙に魅せられてよく使うようになりました。
無地の転写紙は、重ねて貼れば同色系での濃淡を楽しむことができます。
私のお気に入りは濃淡ストライプ。
白×色だとコントラストがはっきりしすぎてしまうという場合によく使います。
濃い色の場合は重ねても濃淡が分かりづらいので、パステルカラー系や薄い色がオススメです。重ねたらどんな色になるかはインストラクターコースで色見本を作りますので、教室の先生に相談してみてくださいね。
手順は簡単。1枚目はそのままベタ貼りします。その上にカットした同色の転写紙を等間隔に貼ると、アッという間に濃淡ストライプの出来上がり。
ダマスクやアラベスクの柄転写紙と合わせて使っても素敵です。
転写紙をカットする道具たち
転写紙をまっすぐにカットするには道具も大切です。よく切れるカッターナイフと滑り止めのついたアルミ製の定規が重宝します。
転写紙を奥から手前に垂直にカットするように使用してください。無理に横方向でカットするとカットラインが曲がってしまいます。刃は定規にぴったりと当ててずれないように。間違いやすいのですが、目盛の無い方に刃を当ててくださいね。
定規はしっかり親指に力を入れて押さえます。一度に切り落とせるのがベストですが、力の弱い方は同じ所を数回なぞってください。その時、定規は完全に切れるまで離さない、そして動かさないことがポイントです。
ソーサーなどの丸い形を切る時は「コンパスカッター」という専用のカッターを使います。
リムなどでドーナツ状の形をカットする時は、同心の円をサイズ違いでカットします。
まずは外円を切ってから内円をカットしてくださいね。逆にカットすると中心が分からなくなるので注意です。
私はカルトナージュでも円を切ることが多いので色々な種類のコンパスカッターを揃えています。使いやすさは人それぞれなので、期会があれば色々と試してみると良いですね。
中心に針の穴をあけたくない時や、上手なカット方法などのテクニックなどはインストラクターコースでしっかり学べますし、応用編で格子カットやスカラップなどの変形カットも出来ますので、興味のある方はぜひトライしてみてくださいね。
それでは今回のコラムはこの辺で……
最後までお読みいただきありがとうございました。