福岡LunaPiena(ルナピエナ)のMOCHA(もか)と申します。
前回も単色転写紙について書かせて頂きましたが、今回も単色転写紙の活用をご紹介したいと思います。つたない文章ですが最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
オススメの単色転写紙
インストラクターカリキュラム「単色転写紙色見本」で使った以降、そのまま残っている……という方も、もしかしたらいらっしゃるかも知れません。そのくらいマイナー?な転写紙ですが、私が好んで使っているのが白い転写紙「ホワイトハード」です。こちらは濃い色の転写紙に重ねると面白い効果が出るのでオススメなのです。
ホワイトハードは通常の転写紙より厚みがあるので、ベースになる単色転写紙を貼ったら一度焼成してから重ねます。そうしないと縮れてしまったり焼け飛んでしまったりと 上手く定着しないことが多いためです。水抜きもいつも以上にしっかりと注意深く行うことが大切。
写真はもう6年前になりますが、九州ヴォーグ
主催の展示会で初めてお披露目したもの。
ホワイトハードの転写紙をリボンガーランド風にカットして作ったティーフォーワン。
パステルブルーでパディングした絵具の上に転写紙を貼っています。さりげなくガーランドデザインが入っていて、今でもお気に入りの作品です。
ヴォーグ主催の展示会ですので、教材以外の物は使用出来ません。どうやって作ったの?教材にこんなのある?転写紙を貼ってあるの?と当時は質問責めにあった作品です^_^;
ポセナビさんのルナピエナサロン詳細に掲載している「モノトーンのカップ&ソーサー」も同じ様な手法で作成していますので、良ければご覧くださいね。
ガラスにも使える単色転写紙
白磁だけでなくガラスも単色転写紙を使って作品を作ることが多いです。特に気に入っているのがガラスの透明感を活かした、すりガラスやサンドブラフトの様な仕上がりになる「ガラス用 単色転写紙 サテン」
少し固めなので細かなカットをして、水に浸す時も台紙から外す時もくしゃっと丸まりにくくしっかりしているので貼りやすいです。
写真は冷茶用のグラス。ストライプやドットを入れただけですがちょっとおしゃれな感じになると思いませんか?クラフトパンチでハートや星、お花の形にカットした物を並べても素敵だと思います。
後ろの方に写っているのはガラス用単色転写紙の色見本も兼ねたウェッディポットです。当時なかったガラス用転写紙、黒・茶・紺色以外はすべて使っています。
ここで必要になってくるのが細かな図形をハサミやカッターでカットする方法ですが、こちらは日本ヴォーグ社のスキルアップ研修で受講できるので手順の詳細を掲載するのは控えますね。
それでは今回のコラムはこの辺で……
最後までお読みいただきありがとうございました。