はじめまして。
大阪・心斎橋にてポーセラーツをはじめとするハンドメイドのお教室をさせていただいております。前回は娘が執筆しておりましたが、今回は母であるchikakoが執筆させていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
前回のコラムにもありましたように、娘をポーセラーツの世界へとひっぱったのは母であるこの私です。
私には2人の娘がいるのですが、2人とも成人して手が離れ、主人も仕事が忙しく1人で過ごす時間が多くなりました。
要するに暇だったのです。
自分のブログを作って料理や映画の感想をアップしてみたり、当時は自分なりに楽しみをみつけようと模索していました。
ある日、とあるブロガーさんがポーセラーツをしていらっしゃる記事を見つけました。
直感でこれだと思いすぐに予約をして、気づいた頃にはインストラクターコースへと進んでいました。
当時娘が仕事に悩んでいるのを目にしていたので、デザインが好きな娘に向いているのでは?と声をかけました。
半ば強引に声をかけたような気もします。
前回のコラムにも書いてありましたが、娘の資格取得に向けてのレッスンは相当スパルタだったようです。
元々数学好きな私は、なんでも逆算したり時系列で考える癖があります。
ある期限までに仕上げたいものがあったら、この時期はここまで進んでいないといけない・・そのために今すべき事は・・という具合にスケジュールを組むのが好きなんです。
家族旅行でさえ時間の無駄が出ないよう『旅のしおり』を作るほどです。笑
教室は自宅ではなく心斎橋近辺の物件を借りる予定だったので、娘へのレッスンと平行して物件探しもしていました。探す途中には思わぬ事故物件にも出会いながら、駅から30秒という好立地な物件と出会うことができました。
早めに見つかったこともあり、家賃がかかる分気持ちが焦って娘を急かしていたのかも知れませんね。おっとりした気性の娘とせっかちな母とのサロン運営が始まりました。
前回のコラムで娘も触れていましたが、私は裏方にまわり娘のサポートをしていました。
私も生徒時代にそうだったように、サロンは技術習得だけでなく日々の疲れを癒したり気分転換の場所でもあります。
そんなある日、なぜか生徒さま用のスリッパがとても気になりました。
当時からリボンのついたスリッパが人気でしたが、売っているものはどれもよく似たものばかり。
もっと可愛いスリッパはないかな?と探していたら、ふと目に留まったリボン協会の存在。
こんな協会があるんだと知ってからは、ポーセラーツを知った頃の勢いの如く早かったです。笑
今までリボンは何度も作ったり見てきたはずでした。たかがリボンというとそれまでですが、綺麗な形にこだわると奥が深く、いつの間にか時間を忘れて没頭して作り続けていました。
またまたリボンに魅了されていった私。
楽しさは連鎖していますね。
教室で使うスリッパがきっかけとなり、リボンの世界へと足を踏み入れることとなりました。
そして裏方から表舞台へと出ることになっていったのです。