みなさま、初めまして。
Porcelarts Salon Rosery(ポーセラーツサロン・ロゼリィ)を主宰しております、木村洋子です。
ポーセラーツには、たくさんの素晴らしい技法がございますが、その中でもとても大切な……そして、一番ワクワクする転写紙のテクニックを中心に、「転写紙を自分らしくうまく使うコツ」について、これから4回に渡りご紹介をさせていただければと思います。
さまざまなパターンの柄がある、たくさんのシート。
この転写紙を自由に使って、自分好みに器を彩っていくことができる、夢いっぱいのポーセラーツの世界。
定期的に発行されているヴォーグ社のカタログからは、今までにたくさんの掲載依頼をいただいております。
上の画像はその中のほんの一部ですが、全て掲載作品になります。
この経験を基に、ポーセラーツを始めている方はもちろん、これからやってみたいとご興味をお持ちになっている方にも、”心トキメク“コラムをお届けしたいと思っておりますので、ぜひ連載を楽しみにしていただければと思います。
Porcelarts Salon Roseryの誕生秘話
まずは簡単に、私の自己紹介をさせて頂きますね。
埼玉の自宅でお教室を始めたのは、もう13年も前のことになります。
実は、その頃から現在も、お教室は私が大好きなウェディングブーケのレッスンなどの「フラワーアレンジ」を中心としたレッスン内容です。
今では、遠方からも一生に一度のブーケを手作りされるため、幸せオーラーに包まれた花嫁様達が続々とお越しになってくださっています。また、私のようにお教室開講に向けて資格取得を目指して、夢を叶えるためにお通いくださっている生徒様も多いです。
そんな素敵な生徒様達へ、レッスン後にはティータイムを楽しんで頂いておりますが、その時のティーセットを自分で手作りをして、おもてなしができたら、どんなに素晴らしいだろうと思い、ポーセラーツに出逢いました。
生徒様達は、今までに見たこともないデザインの食器たちに大変興味を持ってくださり、全て手作りだということを伝えると、さらに感動してくださいました。
その時の生徒様達のお顔は、いつも笑顔いっぱいで……瞳は皆さまキラキラに輝きだします。
「私も作ってみたいです!」
お花の生徒様達からのたくさんのリクエストにお応えする形で、お教室を始めて6年後に「ポーセラーツサロン・ロゼリィ」をオープンさせました。
今では、全然違うジャンルにもかかわらず、お花の生徒様の90%以上の方がポーセラーツのレッスンも本当に楽しんでくださっていて、ポーセラーツの魅力の凄さを感じています。
ポーセラーツの世界を知って、私の毎日はさらに豊なものとなりました。
皆さまの元へも、たくさんの笑顔が降り注ぎますよう……少しでもお手伝いができましたら、幸せに思います。
次回はいよいよ、たくさんのデザインがある転写紙を活かして、真っ白な器をいかに自分らしく、思い描くイメージに近づけてデザインを決める方法をご紹介をさせていただきます。