ポーセラーツといったら、真っ白な器を彩るイメージですが、
透明感いっぱい、キラキラのガラスの器を彩ることもできるのです。
転写紙で彩るキラキラの世界☆
ガラスのカップでしたら飲み物などを注ぐと美しく見せてくれますし、プレートでしたらフルーツなどを盛られてもみずみずしさがプラスされますね。
食器以外でしたら、ガラスのキャニスターや小物入れなどもオススメです。
ガラスでしたら中の物も良く見えるのでわかりやすいですし、飾って置いても綺麗なので便利にお使いいただけるかと思います。
この時期にピッタリなガラスの作品。
ポーセラーツの力を借りて、蒸し暑い毎日を涼やかに過ごしてみてはいかがでしょうか♪
ガラス用転写紙のポイント
転写紙は、白磁用とは焼成温度が違うため、ガラス専用のものになります。
お揃いのデザインで発売されている物もありますので、組み合わせてご使用いただくこともできて楽しさも広がります。
ガラス制作には、いくつか注意点がございます。
原則的に口、食品が直接触れる部分などへの絵付けは避けることなど、この他にもいくつかございますが、正しい知識を知って注意点を守ればオリジナリティー溢れる物を作ることができます。
ただ、ガラスの場合は焼成回数が限られますし、1回焼成での重ね張りもオススメできないです。
ですので、少し凝った作品は作りにくくなります……
そんな時オススメの方法をご紹介いたします!
ガラス作品にこだわりを
たとえばですが、プレートなどで少し立ち上がりのあるリム部分でしたら表からはもちろん
裏面からでも貼ることができます。その為、焼成回数は1回ですみます。
画像のプレート作品のリム部分は、表に金と柄転写紙を貼っていて、裏面にはブルーの単色転写紙を貼っています。
表裏両面から貼っているので裏側の柄が透けて表から見えますし、ガラスの厚みによって奥行きのある立体的なしあがりになりとても綺麗です。
これは白磁では決してできないので、透明なガラスならではですね。
オススメのガラス転写紙
ガラス転写紙で、ぜひおススメの物がございます。
白磁では重ね張り以外、使用することもほぼ無いホワイトの転写紙です。
ガラスでしたら、真っ白の転写紙を単独で使用しても器に映えてとても美しいです。
さらに、一部分をカッティングしたりすると透け感がでておもしろいです。
サテン転写紙も素敵ですよ。
なんとこの転写紙は、焼成後には磨りガラス風に仕上がるのです。
サテンもホワイト転写紙も、好きな形にカットできる物もあります。白磁に比べると種類が少なめのガラス転写紙ですが、お好みの形に自由にカットして自分らしさをプラスされても素敵な作品が誕生するかと思います。
ガラスにも、金やメタリックゴールドの転写紙が出ています。
こちらも単独で使用すると、白磁とはまた少しイメージが違う、キラキラ感がでます。
2回焼成にはなりますが、ホワイトの転写紙を1度焼成した後に、上からメタリックゴールドの転写紙を重ねても綺麗な模様が出て、メタリックゴールドがさらに映えます。
ぜひガラスならではの、ポーセラーツの世界を楽しまれて頂ければと思います。
次回は、工夫次第でさらに楽しめる……あの!転写紙の使い方をご紹介させていただきますね。