マスキングは上絵の具を使う時に使用するテクニックです。
マスキング……と聞いて思い浮かぶのは、そう、マスキングテープですよね。
その、マスキングテープを使う技法です。

マスキングのコツ

マスキングのそもそもの意味は、マスクすること。つまり、包み隠す、覆い隠すなどの意味で日本語では「養生」と呼ばれます。マスキングテープは地の素材を守るために用いられます。

ポーセラーツの「マスキング」では、色を塗りたくない、乗せたくない箇所にあらかじめマスキングテープを貼り、その上に上絵の具で色を付けていきます。
ペンキを塗るときにも、養生テープなどを使って同じことをしますよね。
マスキングすると、とても繊細な仕上がりになり、美しい作品を作り上げることができますよ。

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ポーセラーツ用のマスキングテープは、曲線や、細かい場所にも簡単に貼れるように、
柔軟性を持たせてつくられています
手先に自信がない方も安心して使うことができますね。

また、同じようなものに、マスキングシートと、マスキングリキッドがあります。
マスキングシートは、マスキングテープがシート状になったもので、
好きな図柄を切り抜いて使うものです。
細かいカットワークをすることで、テープよりも精密な表現をすることができます。

マスキングリキッドは、色を塗りたくない場所に、あらかじめ筆で塗る液体です。
乾燥すると、膜のようになって上絵の具をはじいてくれます。
乾燥した後は、上絵の具をスポンジングします。
すると、マスキングリキッドを塗った箇所が模様になって残ります。
白抜きしたい部分を筆で描くような感覚で作れますので、細かいところまで自分の思うままの図柄を作ることができます。