ポーセラーツの作品を作ろうと思うと、小ぶりなプレートやマグカップが定番でしょうか。
ポーセラーツを始めたばかりの方でも、気軽に作れる小さめサイズの白磁には、挑戦したことのある方も多いかもしれません。インストラクターカリキュラムでは、20㎝プレートが初期の課題になっていますよね。
今回ご紹介したいのは、大ぶりの大皿プレートです。彩色できるスペースが大きいからこそ、デザインの自由度が高く、お好みのテイストがひと目で分かる作品に仕上げることができます。
プレート全体に繋がりを持たせるも良し、リムと中央の部分で分けてデザインするも良し。
ポーセラーツを制作したことのある方は、これまでに習った技法を取り入れて、細かなペンワークに彩色を加えても良いですね。電子レンジを使用しないのであれば、金彩を取り入れることもできます。
自慢の作品は、飾り皿としてお部屋のインテリアにもなりますよ♪
今回は、魅力あふれる大皿の素敵デザインをお届けします。
白磁orガラス素材
シンプルでオシャレに
28センチのプレートを、シンプルにかつガーリーなテイストに仕上げています。
もっと装飾したくなりそうなところを、あえてブラックの転写紙のみで抑えることで、スッキリとした印象にしています。
実はこちらの作品、余っていた転写紙を活用してドットを作っています。小さめサイズだと、ごちゃごちゃとしてしまいそうですが、大きめのプレートだからこそ、余白を使った余裕のあるデザインを施すことができますね。
大人のカフェタイムにピッタリです♪
ガラスでシルエットの美しさを
こちらは、ガラス素材の大皿に、グリーンリーフが涼しげな作品です。ガラスとボタニカルな転写紙の組み合わせは、クリーンで清潔な印象を与えてくれるベストコンビです。
ガラス素材は、テーブルクロスや下に置くプレートでも絵柄の見え方が異なってきます。
ラタン素材のアンダープレートを重ねると、よりナチュラルでリゾート感ある雰囲気を簡単に演出することができますよ。
大皿ならではの、レイヤードテクニックも駆使していきたいですね。
ワンプレートorライン使い
大皿1枚で魅せる
連続する麻の葉の文様に、波状の縞模様が美しい、繊細な和のプレートです。古くから愛されて来た図柄ゆえ、いつまでも飽きずに眺めていたくなります。
しかも、こちらの作品、なんと1から全て手書きで仕上げられたそうです!完成までに半年かかったそうですが、誰もがうなずく納得の完成度と出来栄えです。
このように、時間をかけて理想のプレートを作るのも素敵ですね♪
こちらは、リム部分のカッティングが大胆なパーティプレートです。フルーツとヨーロピアンなテーブルウェアの転写紙がよく似合います。お菓子を乗せて、ご自宅でちょっとしたティーパーティーを楽しむのも良いですね♪
よく見ると、ブルーとクリアの盛りでデコラティブに仕上げています。金彩を施すとレンジで使用できないので、盛りでアクセントを加えています。転写紙に上絵の具、盛りを重ねると、こだわりの詰まった豪華なワンプレートに仕上げることができます。
シリーズで彩る
リム部分のイエローがストライプ柄になっていて、シンプルながらもお洒落なワンプレートです。淡いピンク色のラタンプレートとセットで使うと、春らしいテーブルコーディネートになりますね。
大皿とセットで、ミモザ柄のプレートやワインカップ、箸置きが作られています。女子会用にオーダーいただいた作品だそうですよ。全てに花柄を使わずに、同系色で揃えることによってシリーズ感を出しているところにセンスを感じます。
夏はマリンモチーフ、冬は雪柄など、季節に応じて作ってみると毎日の気分を盛り上げてくれそうです♪
新春の器揃いは、ポーセラーツで挑戦してみたい方も多いのではないでしょうか。
こちらは、中心を彩る花の丸紋が、華やかな正月用プレートです。花形皿の花弁に、それぞれ異なる転写紙を貼ることで、遊び心が感じられて見る人を飽きさせません。
正月の和食器は、紅白に黒といったお色がよく使われますが、ピンクをメインにすることで、オリジナリティと女性らしさを演出しています。
大皿以外にも、小鉢や酒器をセットにして制作しています。明るく華やかな色使いで、1年の節目を笑顔で迎えられそうですね。お気に入りの食器を揃えて、おうち時間も楽しく過ごしてみませんか?
いかがでしたでしょうか?
テーブルのメインを飾る大皿だからこそ、あなたらしさにこだわったオリジナルの作品を作ってみませんか?
ポーセラーツで、華やかな食卓をセルフプロデュースしてみましょう♪
大き目のプレートはレッスンでも人気で、レッスンに取り入れているサロンもありますよ。ぜひこちらから検索してみてくださいね♪