ポーセラーツ資格取得の費用はいくら?期間や取得方法も紹介



2019年10月にポーセラーツインストラクター資格の内容が改定され、新カリキュラムに変更となったことは、ポーセラーツに携わっている皆さんでしたら、ご存知の方が多いかもしれません。
教室を開いたり、ポーセラーツ作品を販売するには、この資格を持っていることが必須となります。

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これまで、インストラクター取得にかかる費用は、教材費だけでも約17万円と、決してお安いとは言いがたい金額でした。
ですが、この度の改定により、まず最初に見込まれる教材費は約78,000円に!

以前はインストラクターを目指すとなると大きな覚悟が必要でしたが、費用が半分以下になったことで、大変始めやすくなりました。
「色々できるようになってきたから、先生を目指してみたいな……でも、自分に先生ができるのか、向いているのかわからなくて不安だな……」という人でも、気軽にスタートできるようになったのです。

このページでは、ポーセラーツの資格とは何なのか?そして、資格取得の費用や期間はどのぐらいかかるのか?など、改定後の最新情報をお伝えします!

ポーセラーツの資格について

ポーセラーツの資格は、日本ヴォーグ社ポーセラーツ倶楽部が発行管理しています。

この資格を取得することで、講師として生徒にポーセラーツの指導を行うことや、サロン・教室の開業、作品の販売などの活動ができるようになります。

逆に言うと、ポーセラーツインストラクター資格を取得せずに、ポーセラーツ教室を開業することはできないですし、ポーセラーツ資格なしで作品を販売することもできないのです。

つまり、世の中に多数あるポーセラーツ教室の先生は、どの先生もポーセラーツインストラクター資格を取得しているということ。もちろん当サイト(ポセナビ)に登録されている教室もすべてインストラクター資格を取得している先生が開いている教室です。

※マメ知識
日本ヴォーグ社は、創業65年を超える老舗企業です。創業時から手作りクラフトをメイン事業として掲げています。

資格の取得方法

インストラクター資格を取得したいと思ったら、ポーセラーツインストラクター資格を持つ教室に通う必要があります。そして規定のレッスンを受講して、登録申請をすることで資格を取得できます。

インストラクターコースのレッスンは、実際の作品作りを通してポーセラーツの基本的な知識から高度なテクニックまで学べる実践的な内容になっています。

資格には3種類ある

ポーセラーツの資格は、3種類に分かれています。

ポーセラーツメンバー

転写紙コース(課題作品:10作品)を修了することで取得できます。

・焼成環境(電気炉の所有)の有無は問わない
・メンバーの育成/技術指導ができる

メンバーが、メンバーやメンバーを目指す人に指導できるのは、転写紙の技術・技法のみということになります。
ポーセラーツメンバーは2019年の改定で設けられた新資格。この資格を持っているだけで、作品を販売することが可能となります。この資格ができたおかげで、販売のハードルがぐっと下がりました。

ポーセラーツインストラクター

転写紙コースを修了後、上絵の具・装飾コース(課題作品:14作品)を修了することで取得できます。
このインストラクター資格は、更に2種類に分類されています。

ホワイトライセンス

電気炉を持っていない
・メンバーの育成/技術指導ができる
インストラクターの育成ができない

グリーンライセンス

電気炉を持っている
・メンバーおよびインストラクターの育成/技術指導ができる

となっています。

グリーンライセンスとホワイトライセンスの違い

上で説明したグリーンライセンスとホワイトライセンスの違いをもう少し詳しく説明しますね。
どちらも日本ヴォーグ社ポーセラーツ倶楽部が発行する認定されたインストラクター資格であることに変わりはありませんが、条件やできることに違いがあります。

1つ目の違いは、電気炉を持っているか持っていないかです。
電気炉とは転写紙を貼った白磁を焼成するための専用の機械です。電気炉を持っている教室の場合は、その教室の電気炉で作品を焼成して完成させることができます。
しかし、電気炉を持っていない教室の場合は、電気炉を持っている他の教室に焼成を依頼しています。どちらが上、下、というわけではありませんが、やはり自分の電気炉を持っている教室のほうが、電気炉の扱いには慣れていますし、焼成に関するアドバイスも受けることができます。

2つ目の違いは、インストラクターの育成ができるかできないかです。
ホワイトライセンスの教室の場合、フリーレッスン等で生徒さんにポーセラーツのあらゆる技術指導を行うことは可能ですが、インストラクターの資格申請を行うことはできません。
つまり、教室で資格取得ができるインストラクターコースを開くためには、グリーンライセンスが必要ということ。

ただし、グリーンを目指したい場合に、窯を購入してから勉強を始めないといけない、ということではありません。ホワイトからグリーンへの変更の手続きは簡単です。
転写紙コースと上絵の具・装飾コースの両方を修了し、まずはホワイトで資格を取得をしておき、窯を購入したらグリーンに変更する、という流れがおすすめ。
サロンを開くためには、場所の確保やインテリアの変更、道具や材料を揃えるなど、準備しなければならないことが山積みです。先に資格を取得しておけば、十分に余裕を持った準備期間を設けることができます。

ホワイトライセンスの段階でサロンをオープンする先生は非常に少ないのが現実です。
そのため、ホワイトライセンスはグリーンライセンスの準備段階と捉えておくのがよいでしょう。

必要なお金(必須)

一番多い質問が費用のことではないでしょうか?ここでしっかりと説明しますので、ご安心ください。

費用は大きくわけて3つあります。
1つ目は「教材費」、2つ目は「資格申請費用」、3つ目は「年会費」です。
1つずつ分りやすく説明します。すべて税抜きで記載してあります。

教材費(約7.8万円~)

カリキュラムを進めるための教材を購入するための費用です。教材とは、白磁や転写紙、材料、必要な道具、テキスト、チェックシートなどのことです。

転写紙コース 約78,000円
上絵の具・装飾コース 約111,000円
2コース合計 約188,000円

この金額は、全国で統一されています。約○○円とおおよその表記になっているのは、一部、教材を選択する課題があり、選ぶ転写紙や白磁によって差が出るためです。
年のため、上記の金額より少し多めに見積もって考えておくと良いでしょう。

資格取得の登録申請費用(3万円)

ポーセラーツメンバー資格の登録申請料 10,000円+税
ポーセラーツインストラクター資格の登録申請料 20,000円+税

今後ポーセラーツのインストラクターとして活動していくために、資格発行元である日本ヴォーグ社に支払うインストラクター登録費用です。

年会費(3,000円)

教材費や登録申請料に比べれば大きな金額ではありませんが、1年で3,000円の年会費が必要です。

必要なお金(その他)

上の項目の内訳は非常に分りやすいと思います。
ただ、それ以外にも必要な費用がありますので、他にどのぐらいの費用がかかるのかという部分も説明しておきますね。

その他の費用とは具体的には、
・レッスン費用
・焼成費用
・交通費
・交際費
です。

こちらも1つずつ説明していきます。

レッスン費用(教室による)

資格を取得するために通うインストラクターコースは、毎回、レッスンの度にレッスン料がかかります。
教室によって差があります。特に地域によっての差が大きく、東京都内ですと3,000円~5,000円(2時間制)の教室が比較的多いです。

ホームページやブログに記載してあることがほとんどですので、受講申し込みの前に確認しましょう。不安な場合は、インストラクター資格取得を目指すか決める前に、「1回のレッスン費用はいくらですか?」と先生に聞いてみるのがいいですね。

また、別途入会金が必要なこともあるので、こちらも合わせて確認が必要です。

焼成費用(1作品につき数百円程度)

ポーセラーツは、転写紙を貼った白磁を電気炉で焼成することで完成します。電気炉とは電気製の窯(かま)です。
焼成作業は必ず伴うので、焼成費もその都度必要となります。
焼成費用は1作品につき数百円程。他の費用に比べると負担は大きくないかと思います。

交通費(交通手段、距離による)

レッスンに通うための交通費です。近場であれば大きな負担にはなりませんが、自宅から遠い教室に通う場合は、考慮した方が良い部分です。
1、2回通ってカリキュラムが修了するわけではなく、何度も教室でレッスンを受けることにますので、意外に交通費の出費も見落とせません。

交際費(場合による)

教室に通うと、多くの場合、他の生徒さんとの交流が生まれます。
レッスン後にご飯でも……という可能性も考えると、多少の交際費がかかることを見込んでおくとよいでしょう。
出費になるとはいえ、同じ教室に通う仲間や、ましてや共にインストラクターを目指す仲間との交流はとても有意義な時間。可能な限り交流を深めたほうがよいかと思います。
卒業後も、卒業生同士は戦友のように長い付き合いとなるものです。ここで得た仲間は、きっと一生の宝になります。

支払い方法について

インストラクター資格取得にかかる費用の種類は上記の通りですが、次に気になるのは支払い方法ですよね。
一括で支払うのか、それともその都度支払うのか、現金支払いだけなのか、クレジットカードは使えるのかなど紹介します。

一括支払い、都度支払い

教室によって異なりますが、都度支払いのみ受け付けている教室が最も多いです。
つまり、教材費(○○円)+その他の費用(レッスン料+レッスンで使う転写紙や白磁代など)を一括で支払うのではなく、レッスンの度に必要な分を支払うといった形です。
「今すぐにまとまったお金が用意できない」という場合でも、安心して取り組めます。

現金支払い、クレジットーカード支払い

これも教室によって異なりますが、現金支払いのみの教室が多いです。
もちろんクレジットカード決済が可能な教室もありますが、まだまだ少なめとなっています。

資格取得に必要な期間

作業速度やデザインなど、1回のレッスンでどのぐらい課題が進むかは個人によって差があるので、一概に〇ヶ月かかるとは言えません。
下記に、取得期間の目安と、具体的にどのようなペースになるかを記載しました。

3ヶ月で取得する場合

取得までの期間としてはかなり短めですが、3ヶ月での取得も可能ではあります。1週間に2回~3回のレッスンを受ける必要がでてきます。仕事をしながら通う会社員の方の場合には、難しいペースかもしれません。

6ヶ月で取得する場合

早めのペースです。1週間に1回~2回のレッスンを受ける必要があります。専業主婦の方や、会社員でも比較的自由な時間が多い方でしたら、可能なペースです。

1年~2年で取得する場合

通い続けやすいペースです。仕事の帰りなどに、月1回~2回のレッスンを受ける必要があります。また、1日に2レッスンなど受けることも可能なので、時間がある時は積極的に進めるなど調整しやすいペースででしょう。

おすすめの資格取得の期間

教室や生徒さんごとに若干差はありますが、転写思コース+上絵の具・装飾コースの両方の修了まで、40レッスンほどかかるのが標準です。
少しでも早く資格を取得したい!という強い希望がない限りは、約6ヶ月~1年半程かけて資格を取得することをおすすめします。
というのも、短期間で集中してレッスンを行うと、どうしても自宅での復習や予習が疎かになってしまうことが多いからです。大切なのは、早く資格を取得することではなく、しっかりと基礎を学び、技術を習得すること。
習得期間だからこそ、少し凝ったデザインのオリジナル制作に挑戦する時間を取ることにも、意味がありますね。そういった時間を確保できる余地を残しておくのがよいでしょう。

仕事やライフスタイルなどをふまえ、どのペースが自分にあっているのか、じっくり考えてみてくださいね!

まとめ

さて、ざっくりではありますがポーセラーツインストラクターの資格について、ここまで見てきました。

ポイントは、
資格がないとポーセラーツ教室は開講できない
資格取得費用の他に多少のお金はかかる
資格は3種類ある
という部分です。

そのほかの不明な部分については、ぜひ教室の先生に直接聞いてみてください。
既にインストラクターを育成されている先生は、旧カリキュラムを修了された、皆さんの先輩です。この度2019年のカリキュラム改定についてもセミナーなどで勉強されているので、より詳しい説明や、あなたに合った資格取得ペースの提案を受けることができるでしょう。
お近くの教室へ、気軽に問い合わせてみてください♪

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