第2回「転写紙を無駄なく時短でアレンジする裏技」

こんにちは。
大分ポーセラーツ・ハーバリウムsalon de CARINA(カリーナ)です。

様々な素敵な転写紙がありますが、2回目も単色転写紙をお好みにデザインして貼るテクニックをお伝えしていきたいと思います。

今回はリボン型プレートについて。
そして、余った転写紙を有効活用できる裏技テクニックをお話させていただきます。

リボン型は、ポーセラーツ作品の中でも皆さんに大人気の作品ですよね。

当サロンでも生徒様から作りたいというご希望が多く、レッスンさせていただいております。

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準備する物は、型紙・スタビロ鉛筆・単色転写紙・スクエアプレート2枚です。

先ず型紙の裏をスタビロ鉛筆で塗りつぶします。今回はスクエアプレートを使用しますので、リボンの延長する長さを測っておき、忘れない様に型紙に記入しておくとよいです。

次に、単色転写紙を表にしてスタイラスを使って型紙の線をなぞります。 先ほどプレートに合わせ延長した長さをスタビロ鉛筆で線を引いておくとよいです。

次に、転写紙に描かれた線に沿ってカットしていきます。

ここで注意しておく点は、リボンのカーブはナイフでカットするところです。 より、綺麗な曲線になり出来上がりに差がつきますので、ちょっとしたテクニックですが大事な部分です。

全て分解したら、貼る箇所の通りに置いていくと間違いなくできますのでポイントとして押さえてくださいね。

次に、カットした転写紙をプレートに貼ります。 貼る時も、どこの位置から貼るかが重要です。

スクエアプレートの場合は、カットした転写紙の中で一番大きな右下から貼っていき、両側のリボンの幅を合わせるのがポイントになってきます。

カットした、リボン本体は別のプレートに貼ります。

マグカップなどは円周を図り、リボンの長さを延長して貼ります。

お好みのカラーで作ることができるのも嬉しいですし、オリジナル感を出したい時はワンポイントを入れてもオンリーワンの作品になりますね。

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また、初めにお伝えした余った単色転写紙でもリボンだけ作りたい時は便利です。

その場合は、リボンの型を分解していきます。

リボンの大きさは白磁により変わるので、事前に作ってコピーしておくと時短になります。

時短といえば、レッスンなどのあまり時間がないときは、スタビロ鉛筆でなぞりカットするよりも転写紙を貼った後に残る台紙を乾かして使用する裏技が使えると思います。

1回目でお伝えしたマリメッコ風の花柄や、色々な白磁に使用した台紙を同じ様に保存しておくとそれだけで時短になり、スムーズにレッスンが進むと思います。

初心者でも、こちらでご紹介したリボン型プレートの技法は失敗も少なく、可愛いお気に入りが完成すると思います。

だんだんと転写紙に慣れてくると、少し難しい技法にも挑戦してみたくなりますよね。

3回目は、リム貼りが綺麗にできる方法をお伝えしていきたいと思います。

自分で作った食器は、愛着もあり愛おしく感じます。
生徒様からは「割ったら勿体ないので、なかなか使えません……」
とお話を聞きますが、日常的にどんどん使用してあげて欲しいです。

ご自身で作成された物を家族やお友達に褒めてもらえると、
とっても嬉しくて「また作りたい!」
そんな風に感じて笑顔になりそうですよね。

心豊かに過ごしていける様になると、自然と充実した日々が送れると思います。

忙しい毎日を過ごししているからこそ、ポーセラーツのレッスンだけはゆったりとリラックスできる場所であって欲しいとの思いで日々レッスンさせていただいています。


■コラム執筆者のプロフィール

大分市中心部にてポーセラーツ・ハーバリウムsalon de CARINA(カリーナ)を主宰。

子育てが終了して目標もやりがいもなく、これから先が不安な毎日を過ごしている時、雑誌に掲載されていたポーセラーツ特集に目がとまる。

そこから直ぐにインストラクターを目指し、資格取得後の2016年4月に自宅サロンをオープン。

長く接客業に携わってきた経験を生かしたレッスンは「明るく 話しやすい」 「丁寧に分かりやすく教えてくれる」と評判。親切、丁寧、気さくな雰囲気が人気を呼んでいる。

また、ハーバリウム講師としても活躍し、メディアにも出演。

現在は、少人数制の自宅サロンにてレッスンをしながら、月に1回カフェにて、ポーセラーツのワークショップも開催中。
大分県でのポーセラーツ普及に尽力する注目のサロン。

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