第2回「総柄転写紙を使ってのカンタンきれいに見える配置方法」

こんにちは、三重県四日市Salon de PianoPianoの高森千恵子です。

4回にわたり私の好きなテクニックをお伝えしたいと思います。
どうぞ最後までよろしくお願いいたします。

前回は1つ1つパーツに分かれたデザイン転写紙を使ってのお話をさせていただきましたが、今回は分解構成が楽しい総柄転写紙を使った、初心者の方でも簡単に完成度の高い作品が作れる配置方法を。

総柄転写紙は、どこから使ったらいいの?
と何度もクルクルと転写紙を回す方が(笑)

そんな時は、丸いプレートですとこんな感じに配置をしていただくイメージをアドバイスしています。

第二回投稿記事用写真
ブルーのライン部分に流れを感じながら転写紙を配置していきます。

レモンフリーレッスン作品

こちらは、体験レッスン後、初めてのフリーレッスンで作成された生徒様の作品です。
爽やかなレモンの総柄転写紙を上手に使い作成いただきました。

転写紙を切っていただくのもあえて端の転写紙を使い流れを作っていただいています。

ポセナビ掲載イチゴ写真

こちらは、真っ赤なイチゴが可愛い総柄転写紙を使っての作品。
以前、ポーセラーツ初体験の8人の方々にカップ付きプレートセットを作っていただきました。

ついつい真ん中から……となりがちですが。
お伝えしたポイントは、
・流れを感じて配置すること
・対角線で配置を考えて
・あえて切れているデザインを使ってみる

皆さん、初めてとは思えないくらい上手に貼られました。

いちご柄ポセナビ掲載写真

生徒さんのインスタやFacebookの投稿で、作成された食器にスイーツなどが盛り付けられた写真を拝見すると嬉しくなります。講師冥利につきます。

生活に活かせるポーセラーツ

色褪せすることもなく、普段の食器としても安心して使うこともできる実用性の高いクラフトです。

デミダスカップ

作りたいものが決まりましたらぜひ体験レッスンから楽しんでくださいね。
どんな転写紙でも、完成度の高い作品作りが楽しめますよ。

ポーセラーツを楽しんでいただくにあたり、生徒様に転写紙や白磁などを選んでいただきますが、カタログや一枚のデザイン転写紙だけでは作品のイメージがつかめなかったり、作りたいものはあるけれど、どんな白磁や転写紙を選んだらいいのか分からないなどのお悩みを持たれている方も多くいらっしゃいます。

次回は私が実践している生徒様にイメージしてもらいやすく、作ってみたいと思ってもらえるテクニックをお伝えしたいと思います。


■コラム執筆者のプロフィール

高森 千恵子

三重県北部の四日市と中間部の亀山にてSalon de PianoPianoを主宰。
サロン名「PianoPiano」とはイタリア語で一歩一歩。

生徒様お一人お一人との時間を大切に基礎から応用まで幅広く指導。「良い作品作りに大切なのはしっかり基本を学ぶこと」をテーマに、時間をかけて基礎をしっかりと指導することを心がけている。
また、お一人お一人の会話の中から作りたい作品やセンスを引き出し、作品作りをフォロー。

スキルアップメニューの豊富さは県内では断トツ。3年で約1000名を指導。県外、海外からも資格取得やスキルアップレッスンに集まる人気サロン。レッスン後のティータイムの手作りスイーツも好評。
マルシェ主催・生徒様の開業支援なども積極的に行っている。

母として主婦として働く一人の女性としてすべてを楽しみたい。
そんな願いを叶えてくれたのがポーセラーツ。
無理をせずサロン名のように「一歩一歩」焦らず歩み続け、Salon de PianoPianoの今があります。

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