第２回「インストラクターコース卒業まで」

いよいよ始まったインストラクターコース。
お教室の平均年齢をグッと上げてしまいましたが、優しい先生や生徒様のお蔭ですぐに気にならなくなりました。

資格取得に必要な単位数は30。

課題に与えられたいくつかの制約を守りながらも、いかに素敵に、いかに自分らしい作品を作り上げるかについて考えることは、大変ながらもとてもやりがいのある勉強でした。

雑誌を見たり、映画を見たり、ウィンドウショッピングをしたり、見るものすべてがデザインのヒントに。

食事に出かけても、料理よりも食器に目を奪われ周りの人に呆れられるほどでした(笑)

ＣＡ時代に各国で集めた美術館の資料や美しい街の写真などを見ながらイメージを膨らませることも。

身の回りにあった娘の絵本や雑貨、洋服なども沢山のヒントを与えてくれました。

課題を進めていくうちにはっきりしてきた好みのデザイン。

「大人のものはモダンに。子供のものは思いっきり可愛く。」
と２本の柱を決め、全く違う2つの世界を楽しみました。

家では多くの作品を作り技術の向上に努め、より正確に、より簡単に、完成度の高い作品が作れる技法がないかを研究する日々。

頭の中はポーセラーツ一色。

夢中になれるものに出会い、今までよりも更に楽しい日々に。

友人からも、生き生きしてる！と言われましたが、自分でもそう思っていました(笑)

コースも後半に差し掛かると、技術やデザインにも自信がつき、サロンを開きたいな・・・という思いが少しずつ湧いてきました。

やりたい！でもできるかな…と、自問自答する日々。
迷いながらもインストラクターコース卒業を迎えました。

次回は期待と不安を抱えながらのサロンオープンまでの道を綴ります。