第3回「センスの作り方?」

生徒様からのご質問数 No. 1、2を争うセンスについてです。

「センスはどうすれば良くなりますか?」

「先生は元々センスが良いんですよね?」

そんな風に言っていただけるのはとても嬉しく思うのですが、私自身センスの有無は分からなく、センスが良くなる方法があればとても知りたいです!

実は、お花教室に通っていた頃に先生から
「稲見さんのデザインは茨城とか田舎ではウケないわよ」と言われた事がありました。

確かに私の作品は、華やかというよりシックな色合いが多く、お花を習い始めた理由は
〝ベージュや、グレー、ブラック、ホワイトを使用したアレンジやリースを作りたいから″

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先生の一言から再認識した想い・・・・

「ウケる作品を作りたい訳じゃない。自分の好きなモノを作りたい!」

ウケるデザイン、売れるデザインを考えたり作るのはお仕事としてはとても大事な事だと思います。

 

しかし、それ程器用でもなく、戦略的な事も苦手☆

何度かトライしてみましたが、気持ちの入らないデザインは楽しくないしトキメかない。

何より仕上がりがヘンテコになりそうでした。

センスの良し悪しは、自分で決める事ではなくそれを見て一人でも素敵!と、
言ってくれる人が居れば幸せだと思うのです^_^

そう思ってくださる方達が集まってさらに素敵な広まりに…♡

そして、私が喜んでしまう事♪
ブログにアップした作品や、サロンにサンプルとして飾ってある作品を見て

「夢の世界に居るみたい!どれも雰囲気が違うのに見ていて全然飽きない♪」

「ココに住みたいです!!」

「ピンクが好きで、黒は苦手でしたがこんなデザインにしたら可愛いんですね!
次は黒を使った作品を作ってみたいです♪」

「可愛い〜♡これが作りたかったんです‼︎でも、真似になっちゃいますよね(。•́︿•̀。)」

と言ってくださること♪image3-4

そんな事は無いです!
沢山のお揃いや、お色違いで誕生していく作品達を見るのがとっても嬉しく!

楽しそうに作業されたり、完成した時のキラキラの笑顔を見られた時は

「お教室をしていて、本当に良かった〜」と思える瞬間です。

 

image2-1本当は、同じテイストで統一してある方がお教室の‶カラー”が出て好みが分かりやすいのかもしれません。

でも、シャビーシック、お花柄のエレガント、モダン、シンプル...
欲張りな私はどんなテイストも大好き!

それなので、サロン内には各テイスト毎に?
コーナー分けをしてインテリアを楽しんでいます。

 

初めはどんなデザインにして良いか2014-08-10-14-13-50_deco
迷ったりもしましたが

インテリアの本や、お洒落な洋書を参考にしたりして、
自分の好みをプラスしていく・・・
そうして好きなテイストが分かってきたり

季節や、気分によっても好みのカラーが変わるように♪
センスを考えながら作るよりも
好きなモノ、心がトキメクものをこれからも沢山作って行きたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

 


■コラム執筆者のプロフィール

茨城県水戸市で「Salon de Chloe(サロン ド クロエ)」主宰。
7年間の事務職の後、教室オープンに向け花店で勤務。
県内にはまだ浸透していない習い事を広めたいと様々な資格を取得。
働く女性にも、ママにも優しい教室を目指し2013年にオープン。
ポーセラーツをはじめグルーデコ、アイシングクッキー、マカロンタワー、
プリザーブドフラワーなど県内外に多くの資格取得者を輩出している。
趣味で楽しめるオリジナルデザインの1dayレッスンも人気の教室。
百貨店での1dayレッスンや、県主催の女性起業家としてイベントにも参加。
各新聞より茨城にポーセラーツや、人気の習い事を広めたとして掲載され注目を集めている。

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