CAを辞める。
ポーセラーツのお教室開講までの道のりで最も決断に悩んだのがコレです。
副業は許されませんでしたので、お教室開講となると会社を辞める必要がありました。
CAは私が小学生の頃からの夢でした。
当時やっていたテレビドラマ「スチュワーデス刑事」(ドキュメンタリーとかではなくまさかのサスペンス)がきっかけでCAという職業に興味を持ち始め、その仕事を知れば知るほど思いは強くなっていきました。
そしてその情熱をそのまま温め続け、10数年後CAになりました。
※CAになってから気づいたのですが、スチュワーデスというよりスチュワーデス〝刑事 ″に憧れていた気がします。人生最大の勘違い(笑)きっかけはさて置き、夢に向かって突き進み続けた根性は我ながら褒めてやりたいと思います。
それはポーセラーツに出会った時も同様でした。
コレだ!という胸のときめきが溢れ出したらじっとはしていられず、突き進み、今こうしてお教室をしています。
普通に考えてこんな素人が会社を辞めて開業というのは、社会的にも経済的にも圧倒的にリスクの方が大きいですよね。
なりたくてなったCA。
子供の頃からの夢。。
安定。。。
肩書き。。。。
ポーセラーツ。
この胸のときめき。。
保証の無い収入。。。
保証の無い未来。。。。
「もったいない」
沢山の人に言われましたし、私も最後までその漠然とした不安感に縛られました。
今思えば、それはCAという仕事や会社に対する未練ではなく”小さい頃からの夢”という自分で長年刷り込んできた概念への執着でしかなかった様に思います。
もちろん会社を辞める選択で手放すものは目に見えて沢山ありましたし、会社には素晴らしい経験をさせていただいた語り尽くせない程のご恩もありました。
悩んだ日々はとにかく苦しかったです。
自分の心に何度も問いました。
本当はどうしたい?何を求めてる?どうして苦しい?
問いを繰り返して、確信しました。
ワクワクする気持ち。
キラキラする感情。
立ち向かいたい衝動。
総称して(私の)「やり甲斐」
私にとってはこれが人生における大きな軸であり原動力なのです。
これを失っては何を手にしても意味がないくらい。
勿論CAの仕事がやり甲斐が無いわけではないですよ!
ただ、見つけてしまったんです。
スチュワーデス刑事以来の新たなときめきを。
財前直見さん以来の眩い煌めきを。(←分かる方に分かって頂ければ満足です)
やりたいと思った事はやっておかないと、それこそ一度の人生「もったいない」と思うのが私です。
その結果大失敗したとしても、きっと挑戦しなかった方が私は後悔する。
おばあちゃんになった時に人生の失敗談を大笑いしながら語りたいんです♡孫を集めて。
何より失敗か成功かが決まるのは選択肢ではなく、その後の自分次第なんですよね。
こうして選んだ道を正しかったと言えるものにすべく私の新たな挑戦が始まったのでした。