はじめまして。
大阪・心斎橋にてポーセラーツをはじめとするハンドメイドの教室を主宰しておりますmisakiです。
この度はポセナビ様よりコラムの執筆依頼をいただきました。最初は恐れ多くて迷っていたのですが、少しでもお役に立てるのならばとお受けさせていただくことにしました。
ポーセラーツサロンを始めたきっかけから、人気のお薦めハンドメイドメニューのお話までさせていただきます(^^)
どうぞよろしくお願いいたします。
まず、私はごくごく平凡な普通の人間です。平凡というより社会経験も少ないまだまだ未熟な方に入る人種だと思っています。
そもそもポーセラーツを知ったのが、母が先に資格を取り始めていてレッスンに誘われたのがきっかけでした。
やり始めたら楽しくて夢中になったのを憶えています。
ですが当時の私は他の仕事をしていたので思うように通うことができず、そうしてる内に母が資格を取り終えたのです。
ポーセラーツ教室をやりたいという気持ちになっていた母は、何の夢もない当時の私を見かねて一緒にやろうと声をかけてきたのです。
突然開かれた新しい道にとまどいながらも、私はその道を歩むことに決めました。
そして母から私への猛レッスンが始まりました。
毎日仕事帰りの私を待ち構えている母、旅行に行く私のバッグにテキストをねじ込む母。
今では笑い話ですが、当時は相当つらくて逆に反発心から旅行中はテキストを一切開かなかった記憶があります。というのも当時の私はまだ21歳で、母にとっては相当子供に見えていたのだと思いますし、本当にそうだったと思います。
実際のところは知りませんが、当時は最年少インストラクターとよく言われたものでした。
教室をオープンしてからは、母は裏方にまわり資材の発注などの管理業務に徹してくれました。そのお陰でレッスンに集中することができ、凄く忙しかった日々も無事に乗り越えられたような気がします。
母からこんな道があるよーと教えられ、恐る恐る歩き出した道でしたが、気が付けばいつの間にか脇目も振らず夢中で走っていました。
私は母から資格を取得したので卒業サロンというものがありません。
当時スキルアップメニューは基本的なものしかなかったのですが、素晴らしい先生方がたくさんのスキルアップメニューを考案されるようになり、私もできる限りレッスンに伺いました。
卒業サロンがなくても、こうして教えてくださる先生方がいらっしゃるお陰で今のmani pinkがあると思っています。
少し前までは他の教室の先生が自分の教室に来ることに寛容でない風潮がありました。
その事で誤解を受けたことや残念な思いをしたこともありましたが、今は一変してウェルカムな教室がほとんどになりました。
こうして他の教室の先生方と情報交換できることが、どれだけ励みになり勉強になることが多かったか計り知れないです。
素晴らしい先生方との出会いは、私にとって新たなポーセラーツの楽しみを見出してくれました。
そして、ますますポーセラーツの世界へ引き込まれていきました。
そんな時、またまた母の影響で教室に変化が訪れます。