MARIAGE主宰の伊藤美佳と申します。
※コラムをお読み下さる皆様へ
今回のテーマが「私の自慢の生徒さん」ということですが、開校以来、沢山の生徒様にお越し頂いておりまして、皆様全員が自慢の生徒さんでいらっしゃいます。
本来なら通って下さっている生徒さん全員のことを御紹介させて頂きたい位皆さんとても素敵な生徒さんばかりで、その中から4名を選ぶことはとても迷いましたので、今回、お話を頂いたその日にレッスンのご予約を頂いておりました生徒さんを選出させて頂きました。
2013年12月より、インストラクター資格取得コースをスタートされたさちこさんは、しっかりと時間をかけてカリキュラム作品に取り組まれて来られました。
復習も積極的に行い、時には、やり直しをしたり、とにかく作品ひとつひとつにかける情熱が素晴らしい生徒さんでいらっしゃいます。
さちこさんは、とってもこだわった卒業制作を制作され、只今お教室開校の準備中でいらっしゃいます。
まずはサロンをオープンさせることが一番の目標。
そして、習得した技術や知識、教える立場としての姿など全てのことを次の生徒さんに伝えていき信頼される教室にしていくことがその次の目標だそうです。
さちこさんは全ての課題に置いて、しっかりと技術向上を意識して取り組んでいらっしゃいました。
卒業制作のティーセットを、より完成度の高いものにしたいと練習の為に制作されたのが、このプレートです。
リボン部分がとても動きのある綺麗なリボン盛りで、ブーケの小花転写紙ととてもよく合っていますね。
そもそも、盛りのカリキュラムがとても苦手と感じていらっしゃったさちこさん。
初回のレッスン時には、ドット盛りも満足のいくものにならなかったということで、その日夢にまで見てしまう程落ち込んでしまったそうです。
翌レッスンで仕上げたドット盛りも、次のレッスン時に見ると気に入らずに全部修正・・・とにかく綺麗に漏れるまでやり直しをし、応用のリボン盛りにも挑戦してまで完成されました。
その焼成後のカリキュラム作品を見た時は、今までの作品以上に、嬉しさと愛着心がひとしおだったそうです。
リボンが大好きなさちこさんは卒業制作にはリボン盛りも沢山入れた作品にしたい!デザインを決めて、まずは家でリボン盛りの復習をしてから本番に臨みたいです」と、自宅でこのプレートを制作していらっしゃいました。
色を変えたりしながら何度も練習されたので、この作品にかけた時間はとても長いものでした。
この練習の成果が表れた卒業制作の出来栄えは、まさに圧巻の出来栄えとなり、素晴らしい記念の作品になりました。