第1回「主役を引き立てるちょっとしたテクニック」

初めまして。

三重県四日市でSalon de PianoPianoを主宰しております高森千恵子といいます。

この度、ポセナビ様より「私の好きなテクニック」についてのコラム執筆のご依頼をいただき、大変光栄に思っております。
サロンを始めてまだ3年の私に、このようなコラムが書けるのか戸惑いもありましたが、まだ駆け出しの私だからこそ伝えられる事があるのではと思い引き受けさせていただきました。

ポーセラーツに興味を持っているけれど一歩が踏み出せない方。
資格取得をご検討中の方。
資格を取ったけれど、どうやって指導したらいいのか悩んでいる方……など

転写紙のいろんな楽しみ方や、私のポーセラーツ観、生徒様への思いなど少しでも参考になればと思います。

私もまだまだ日々勉強。
どうぞ最後までよろしくお願いいたします。

卒業制作

私の住む三重県でも少しずつポーセラーツを楽しむ方も増えてきたように思います。嬉しい事です。

真っ白な陶器に、好みの柄の転写紙を貼ったり、絵具で描いた後に焼成し、オリジナルのテーブルウエアが作れるポーセラーツ。
飾り物が多いクラフトの中、実用性あるポーセラーツはとっても魅力ですよね。

今回は、体験レッスンに行ってみようかなと思っていらっしゃる方、またはレッスン時にちょっとしたアドバイスができたらと思っていらっしゃる先生に……。

まず、お好きなデザイン転写紙を選ぶことから始まるのですが、初心者におススメなのはパーツが分かれているデザイン転写紙
今回はこちらを使った作品の作り方をお伝えしたいと思います。
デザイン転写紙だけではちょっと物足りない……。
せっかくのレッスン。体験レッスンと言えどもすごい!!っと思える作品を作りたいですし、作っていただきたいですよね。

そんな時、おすすめなのがストライプやチェックなどの転写紙や、クラフトパンチ

クラフトパンチ

サイドなどにストライプやチェック柄の転写紙を入れたり、単色転写紙をクラフトパンチで抜いて貼るだけで、雰囲気も変わります。
余った単色転写紙もこのように使うと無駄もないですしね。

体験レッスン作品

こちらは、体験レッスンにお越しくださった方の作品です。
おリボンやケーキのデザイン転写紙の他に、クラフトパンチで抜いた単色転写紙を周りに貼っていただきました。ストライプの転写紙も使っています。
お色も統一されているのでとってもかわいいプレートになりました。

また、ついデザイン転写紙もそのままの状態ばかりを貼りがちですが、半分だけのものや、あえて半分に切って白磁の端に貼るだけで、ぐっと感じが変わります。
お子様の体験レッスンでもこんなに可愛い作品になりますよ。

第一回投稿写真

デザイン転写紙をも引き立ててくれるストライプやチェック柄の転写紙。
そして中途半端に残ってしまった単色転写紙も無駄なくプラスアルファの作品に仕上げてくれます。

せっかくポーセラーツの楽しさを知っていただく体験レッスン。
お一人お一人に合った作品作りのお手伝いができたらと思っています。

次回は、総柄転写紙を使って簡単にきれいに見える配置方法をお伝えしたいと思います。

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※次回の配信は、お正月を挟んだ1月7日(月)となります。乞うご期待です♪


■コラム執筆者のプロフィール

高森 千恵子

三重県北部の四日市と中間部の亀山にてSalon de PianoPianoを主宰。
サロン名「PianoPiano」とはイタリア語で一歩一歩。

生徒様お一人お一人との時間を大切に基礎から応用まで幅広く指導。「良い作品作りに大切なのはしっかり基本を学ぶこと」をテーマに、時間をかけて基礎をしっかりと指導することを心がけている。
また、お一人お一人の会話の中から作りたい作品やセンスを引き出し、作品作りをフォロー。

スキルアップメニューの豊富さは県内では断トツ。3年で約1000名を指導。県外、海外からも資格取得やスキルアップレッスンに集まる人気サロン。レッスン後のティータイムの手作りスイーツも好評。
マルシェ主催・生徒様の開業支援なども積極的に行っている。

母として主婦として働く一人の女性としてすべてを楽しみたい。
そんな願いを叶えてくれたのがポーセラーツ。
無理をせずサロン名のように「一歩一歩」焦らず歩み続け、Salon de PianoPianoの今があります。

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