第4回「輝ける場所をもとめて。。」

こんにちは。
アトリエシュガーミルの柴山です。

今まで3回にわたって『お母さんはサロン主宰者』というタイトルで、コラムを書かせていただきました。
サロン運営について子育て中のお母さんの視点でお伝えしたつもりですが、なんだか偉そうになってしまったかもしれません。

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自分の経歴を語る時にいつも思い出す言葉があります。
「外国で資格を取ったり、子育てと両立したりと、あなたは頑張ったかもしれないけれど、それをさせてくれた家族に感謝するべきよ。」という、友人のありがたい言葉です。

そしてもうひとつ、今の私の活動の基礎になっている言葉があります。
「子供の教育に必要なのは、お母さん、あなたの自己実現なんですよ。」とおっしゃった子供の学校の校長先生の言葉です。

お母さんが目標に向かって頑張ったり、社会との接点の中でいきいきと暮らす姿を見る事が子供には必要だという意味だと思っています。

子供のことに親が干渉しすぎず、外に目を向ける方が良いバランスがとれるのかもしれません。

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習い事をする主婦というのは、有閑マダムのように思われて、サロン運営もその延長のように誤解している人がいます。

でも、どんなに小さなサロンでも、お金を頂いてレッスンをする以上、仕事であり、責任があります。
その厳しさがあるからこそ、充実感や達成感を得られると思うのです。そこは、自分が必要とされる場所、自分だけの輝ける場所だからです。

私の尊敬する先生は、40代になってからポーセリンアートに目覚めてサロンをオープンさせました。
お孫さんがいる今も、現役の先生でありアーティストです。
私も彼女見習ってお母さん先生を続けていって、いつか、おばあちゃん先生になるのが目標です。

なんだかやっぱり堅い話になってしまいました。
ほぼ毎日更新しているブログでは、普段のぬけてるシュガーミルも登場しますので、よかったら遊びにいらしてくださいね。

今まで読んでいただき、ありがとうございました。


■コラム執筆者のプロフィール

柴山麻衣子。自由ヶ丘でポーセラーツ・絵付け教室アトリエシュガーミルを主宰。
フランスパリで、生涯のライフワークとなる磁器上絵付けに出会う。カナダへの転居に伴いトロントにて絵付け教室をスタート、帰国後にアトリエシュガーミルを再開。
今では都内の有名サロンの主宰者達が絵付けを学びに通うほどの超人気サロン。

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