ポーセラーツインストラクターの1日をご紹介! TYPE2パラレルキャリアで働くY先生


ポセナビ連載企画「ポーセラーツインストラクターの1日をご紹介!」 前回は小さなお子さんをお持ちのS先生でした。 S先生のライフスタイルは、小さなお子さんをお持ちの方に自宅サロン主宰への後押しになったのではないでしょうか。

様々な方が自宅サロンを開業している昨今、そのバックグラウンドも様々。

さて今回登場するのはパラレルキャリアでサロンを経営するY先生。 金融系の企業にOLとして働き続けるY先生。 どのようにしてサロンを主宰するに至ったのでしょうか?! その日常は一体どのようなものなのでしょう?!

パラレルキャリアで働くY先生

東京近郊で自宅サロンを主宰しているY先生。サロンは駅徒歩5分という好立地。 サロンを主宰して1年半になりますが、 今現在も金融系のOLとして働いていらっしゃいます。 OLとポーセラーツ主宰者として、日々精力的に活動されています。

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「ポーセラーツは、たまたま見ていた雑誌で知りました。ファッション誌でしたので、さらりとしか掲載されていなかったのですが、なんだか心惹かれて……その後すぐにネットで詳しく調べました。ポセナビもみましたよ(笑)」

もともと好奇心旺盛だというY先生。調べていくうちにワクワク感に襲われ、いてもたってもいられなくなっていたそうです。

「真っ白な食器を自分好みにアレンジできるのがすごいと思いました。しかも、日常で使えて楽しめるなんて一石二鳥。私そういうお得なものに弱いんです。とにかくやってみたい!そんな気持ちになりました」

体験してみたいという強い思いで、近所で評判のポーセラーツサロンに行ってみることにしたそうです。

「体験レッスンでは、あっという間にポーセラーツの世界にのめり込んでしまいました。色々なデザインやテクニックを学びたくてすぐにインストラクターコースに入会しました。その時点では、インストラクターになる気はなかったです」

インストラクターになる気持ちはなかったというY先生。

インストラクターになるに至ったいきさつとは……?!

「レッスンが楽しくて楽しくて、インストラクターのカリキュラムもあっという間に終わってしまいました。色々なテクニックを覚えて、新しいテクニックやデザインにトライするのが楽しかったですね」

ディプロマ取得後も継続してスキルアップレッスンに通っていたY先生。 そんなとき、出会ったのが「パラレルキャリア」という言葉でした。

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パラレルキャリアは、要するに「二束のわらじ」のこと。 仕事を続けながら、別のキャリアを形成していく、新しい働き方です。 サロネーゼの世界では、OLさんを中心に広がりを見せています

「今の仕事を続けながらポーセラーツのサロンを主宰するという可能性に心が躍りました。心のどこかで、ポーセラーツインストラクターになりたいという気持ちがあったんでしょうね。それまではサロン主宰をしている自分が想像できませんでしたし、何より仕事を辞めて安定した収入がなくなるのは怖かったので先に進めませんでした」

パラレルキャリアを知ってからのY先生は、パラレルキャリアで働いている方にお話を聞いたり、ネットで調べたりとご自分の働き方を模索し始めました。

「まず気づかされたのは、店舗を持たなくてもサロンが開けるということです(笑) それまでの私はサロン主宰をとても難しいことのように考えていたのかもしれません。 通っていたサロンがきちんとした構えで、内装や設えも豪華でとても素敵なお教室だったので……固定観念に縛られていたんでしょうね。でも、色々なお話を聞いているうちに、自分は自分なりのサロンを作ってみればいいんじゃない?なんて、気楽に考えるようになっていきました」

サロンを開こう!と決意したあとは、とんとん拍子に進んでいったそう。

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「自宅でサロンを開く!と考えたときにネックになったのがレッスンルームのことでした。以前は、会社から近いワンルームのマンションに住んでいたのですが、そこではレッスンルームが取れないので、家を探しました。会社からは少し遠くなってしまいましたが、リーズナブルな駅チカの2DKを借りることができて、そこでサロンを主宰しています」

自宅はサロンルームと、プライベートルームに完全分離。なるべく生活感を出さないよう、家具を白で統一し、剥がせる壁紙などを使って演出していらっしゃいます。サニタリールームには自作のポーセラーツアイテムを置いているそう。 「普通の2DKのマンションですので、部屋の中は、パッと見て素敵!とは言いがたいかもしれませんが、最上のレッスンを提供するように心がけています」

「常に新しいものにはアンテナを張っています」というY先生。 白磁や転写紙、さらにはテクニックにいたるまで日々研鑽を積んでいらっしゃいます。

Y先生のサロンは、仕事が休みの土日祝日にレッスンを開催しています。 平日も仕事の都合をみて、就業後に週2回ぐらいでレッスンを開催しているそうです。 予約やお問い合わせなどは、ブログやSNSでお知らせ。すぐに手元のスマホに連絡が届くよう設定されています。「生徒さんとは密に連絡を取るようにしています。主にラインが多いですね」

それではそんなY先生の1日をのぞいてみましょう♪

平日のレッスン

OLとして働いたその後にレッスンを行うY先生。
そのバイタリティーはどこからくるのでしょうか?!

Y先生の一日

1分1秒でも惜しい朝!

サロンを主宰するために借りたお部屋は、以前よりも会社が遠くなってしまいました。

「起床から出勤、帰宅までは普通のOLさんと同じだと思います。朝は本当にバタバタとして家を出ている感じですよ(笑)会社から遠くなってしまったので、1分1秒でも惜しいです。」

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働いているときは、無心で仕事をしているというY先生。
「平日夜のレッスンが入っているときは、夕飯があまり食べられないときも多いので、ランチを豪華なものにしたりしています♪」

終業後にレッスン!

平日も週2日ぐらいでサロンを開催しているY先生。仕事が終わってからのサロン主宰はさぞかし忙しいのだろうなと想像がつきます。

「忙しいことは忙しいですが、好きなことなので苦痛ではありませんよ。レッスンがある日は仕事にも張り合いがでます。平日夜のレッスンは私と同じようなOLさんが多いですね。作品を作ることが癒しになるとおっしゃってくれますし、私もあの時間が癒しになっていると思います」

「気をつけていることは、そうですね……平日は帰ってきてからすぐにレッスンになりますので、そこまで念入りにお掃除ができません。なるべく部屋を汚さないように気をつけて生活しています(笑)」
帰宅後すぐにレッスンルームの掃除をして生徒さんを待ちます。

レッスンは19:00~21:00まで。
21時で終了ですが、21:30まではサロンを開けているそうです。
「あまり慌しく、これで終了です。とサロンを閉めるのは私も生徒さんも気持がちよくないと思うんです。サロン主宰で大切なのは、いつまでも生徒さん目線を持つことじゃないかなと、ここのところよく考えています」

レッスン終了後は……

レッスン終了後に夕食とバスタイム。
「夕食は遅い時間になっていますので、軽いもので済ませることが多いですね。お風呂の時間が大好きで、かなり長湯してしまいます(笑)」

やっと自分の時間が取れるのが23:00過ぎ頃から。
「ブログやSNSを更新したり、読みたい本を少し読んだり、次の日の用意をしていると、すぐに明日になってしまいます。貴重な自由時間ですから有意義にすごしたいのですが、いつの間にか寝ていることも(笑)」

休日のレッスン

Y先生のサロンは、土日などの休日は3本立てでレッスンを行っています。

休日のレッスンでまずすることは……

「休日のサロンでまず始めることは、掃除です。 平日の掃除で行き届かない、隅から隅までを綺麗にしていきます。あまり広くないので、そう大変ではないですよ(笑)」

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にこやかに語るY先生。サロン内は本当に綺麗にされています。

3本立てのレッスン

休日レッスンは10時、14時、17時と3本立て。サロンを始めたころにくらべ、生徒さんの人数は倍に増え充実したレッスンを行っています。
時間がたつのもあっという間だそうです。

「体が分裂できたらなと思うときもありますよ。いくら忙しくても、生徒さんお1人お1人にわからないところは丁寧にレクチャーするように心がけています。アフターレッスンのお茶もお話をしながらくつろいでいただきたいと思っています」

空いた時間で……

空いた時間で平日できないサロンを雑務などをこなしています。

PAK58_kiokuyorikiroku_TP_V疲れ果てて、レッスン後に何もできずに寝てしまうこともあるそうです。

充実の日々

「インストラクターになる前に比べて、格段に忙しいです。24時間じゃ足りない!っていう感じですね。 でも、今となっては、OLの仕事と、ポーセラーツインストラクターの仕事を切り離すことはできません。以前に比べ忙しくはなりましたが、充実感が圧倒的に違います。生きがいというんでしょうか。この2つのキャリアが両輪のように上手く回ってくれている気がします」

「サロンを続ける秘訣は何なのでしょうか」という質問にY先生はこう答えてくださいました。

「日々働いて、サロンを主宰して、それだけでは疲れてしまいます。初めのころはそれがわからなくてダウンしてしまったときもありました(笑)やっぱり、リフレッシュは大切ですね。時々海外や国内にリフレッシュ旅行に行きますよ。美味しいものを食べて、非日常を味わうとさらに元気になれます!それが私なりのサロンを続ける秘訣かもしれませんね」

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まとめ

パラレルキャリアで働くY先生の一日、いかがだったでしょうか。
生きがいを見つけ、エネルギッシュに日々を送るY先生。 素敵なライフスタイルに憧れてしまいますね。

次回は専業主婦だったK先生の1日をご紹介します。 乞うご期待です♪