全力疾走した甲斐あり、徐々にリピートして下さる生徒様が増え、その生徒様がまた新たな生徒様を呼んで下さり…という形でJemmie’sの集客サイクルは強固なものになっていきました。
しかし、メディアにも取り上げて頂いたりでお教室が勢いに乗っている最中、私は大きな壁にぶち当たります。
忙しさのあまり心がショートしてしまったのです。
当時はそれに気づいてはいなかったのですが、今思い返せば完全にキャパ超えをしていたのだと思います。
講師としての経験も浅く何もかも未熟だった(今なお修行中ですが)為、いっぱいいっぱいの日々。生徒様には本当に至らない講師でご迷惑をお掛けしました。
もちろん本来描いていたお教室コンセプトの実現は愚か自分自身がポーセラーツを楽しむ心さえも失っていきました。
これが私の望んだお教室の形か?
何の為にお教室業を選んだのか。
どんなお教室を作りたかったのか。
どんな風にポーセラーツと関わりたかったのか。
一つ一つ確認しながら軌道修正をしていくことにしました。
初めはご予約やリクエストをお断りする事が心苦しくて、それが更なるストレスになったりもしたのですが、徐々にペースを取り戻すと、自分の中にあるJemmie’sへの瑞々しい感情が蘇ってくるのが分かりました。
その感情は様々な意欲となり、生徒様に還元できるエネルギーへと変化していきました。
お教室業を始めてみて一番難しいと感じるのは ”続けること” です。
もっと正確に言うと ”気持ちを維持しながら続けること”。
資格を取るぞ!お教室開講するぞ!お教室続けるぞ!
それぞれのスタート時点では熱い情熱を持って始めるのですが、それを持続するのが至難の技。
突き動かしてくれていたキラキラとした新鮮な刺激の数々はいつまでも続くものでは無く、その代わりに思った様に進まなかったり直ぐに結果が出ない現実やマンネリが次々に襲ってきます。
でも、何に於いてもそれは当然で、そんな時に気持が切れそうな自分を肯定する都合の良い理由を探し始めるか、気持ちを切らさない工夫を探し始めるかが、結果を残せるかどうかの一つの分岐点な気がします。
そして何より長く続けるコツは
自然体でいること。
自分らしく楽しむこと。
(私の場合は)これに尽きる気がします。
無理して派手なことしなくていい。ヒラヒラの作品作らなくていい。キラキラの先生じゃなくていい。お城みたいなサロンじゃなくていい。パーティーできなくていい。次々出る技法追い掛け回らなくていい。次々流行りの波乗らなくていい。カメラできなくていい。お花できなくていい。ポーセラーツできればいい。
Jemmie’sの生徒様が楽しくて私も楽しければ、それでいい!
そう割り切った途端、Jemmie’sは一皮剥けた気がします♡
お教室の作り方にも在り方にも正解不正解なんてそもそもなくて、強いて言うならば、Jemmie’sの正解は
「私」
なのです。
つまり、あなたのサロンの全ての正解も
「あなた」
の中にあるはずです。
是非 ”自分らしさ” をふんだんに詰め込んだ、世界に一つのお教室をつくって頂ければと思います♡
応援しております!(…て、私もまだまだ頑張る身ですが)
お読み頂き有難うございました。
オワリ