第2回「お気に入りの場所（福岡代表　ラクロッシュ）」

皆さま、こんにちは。
前回から引き続き、今回はお気に入りの場所をテーマにお話させていただきますね。

３人の子育てと主人の仕事のサポートをしながらのサロンワークは、緩やかなポーセラーツブームのおかげで、要領の悪い私でも、軽やかに楽しむ事ができました。

子育てのストレスを和らげてくれたお気に入りの場所は、中学生の頃から大好きだったレース専門のファッションやインテリアの『さえらショップ』です。

元来、人真似が嫌いでオンリーワン志向だったので、レースの花びら１枚１枚から、染色して作り上げるさえらのモチーフやデザインのインテリア雑貨やエプロン、お洋服は私を特別な世界に連れていってくれました。

息子達のペアルック、私と娘のペアルック。
まぁ、ずいぶん秘密の貯金を叩きました(苦笑)

さえらのオーナーさんの、こだわりのポリシー。

・安売りをしない。
・オンリーワンにこだわる。
・一つ一つ丁寧な手仕上げ。

そんな思いは、今となっては私の作品への思いと重なるなぁ。と感じています。

さえらは、全国でも数店舗しかない知る人ぞ知るこだわりショップなので、お客さまも皆さん素敵な拘りを持っていらっしゃる方々ばかり。

お店で出会ったお得意様の皆さんも、当時まだ珍しかったポーセラーツに興味を示してくださり、定期的にレッスンをさせていただいたく事になったりした特別な場所です。

毎日同じ時間に同じ事を繰り返す平凡な専業主婦の自分に何の違和感も孤独感も感じず楽しく過ごせたのは、さえらグッズで整えられたお部屋で、さえらのお洋服とさえらのエプロンを身けて家事育児に勤しむ私を愛しく思う自分がいたのかもしれません。

世の中に不満がある人って、実は自分自身を愛せていない人だと思うわ。
私はいつも幸せ！
そう思えるのは好きな物と好きな仲間がマストアイテムが必要不可欠かも。
さえらの子ども服をとても可愛く着こなしていたお兄ちゃん達も、今ではすっかり立派な青年です。

今、一番の幸せタイムは、声楽を学んでいる娘の、どこからともなく聞こえてくる歌声を聴きながら過ごす時間です。