第1回「今より忙しかった一年目」

こんにちは。
Saraha styleのSaoriです。

まずは2014年に書かせていただきましたコラム「普通のOLが・・人気サロンオーナーに!」が、2015年に殿堂入りコラムに選ばれ、さらにポセナビアワードでは「ポセナビ特別賞」までいただきありがとうございます。

嬉しいことにコラム掲載後はお声をかけてくださったり、コラムを読んで教室を選んでくださった方も多くいらっしゃいました。ご支持頂きました皆さま、そしてコラムを読んでくださいました方々に心よりお礼申し上げます。

そしてこの度ポセナビさまより、コラムの続編のご依頼をいただき、月2回更新の全8回の連載をさせていただきます。

前回のコラム「普通のOLが・・人気サロンオーナーに!」にの続編となる内容ですので、まだお読みでない方は先に目を通していただけましたら幸いです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA続編ということで何をお伝えしようか悩みましたが、サロン業の楽しさから苦悩や困難の出来事、サロン業のコツなどもお話したいと思います。

第1回はサロンオープンをして一年目までのお話です。

会社員を辞めてサロンオープンしたのは27歳の時、年頃の女性が結婚もせず一人で仕事だなんてと親からは反対されました(笑)

会社員しか経験のない私には起業や経営の知識は一つもなく、その上ボーナスもない会社で働いていたので経済力もないスタート。
当時サロンを本職にしている方もほとんどいなかったので現実味がなくそりゃ親からも心配されますよね(笑)

援助は受けない、一年で駄目ならOLに戻る、という覚悟でサロンオープンに向けて準備を始めました。

あるのは、「情熱」と「やる気」だけ。
ですが案の定サロン準備はなかなか順調に進まず…

・ブログやホームページの作成に手こずる(経費削減のため自作)
・サロンに適した机や椅子を探し回る(いろいろ見ましたがIKEAにしました)
・転写紙や白磁の仕入れ(その当時は購入先を聞くのはタブーでしたので自分で探しました)
・一番衝撃的だったのは契約した部屋が大家さんに理不尽な理由で契約解除されたこと(後で知ったことですが訳あり物件だったので結果オーライ)

そんな手探りでオープンにいたりました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA始めは生徒さまも少なくレッスンのない日も多くありました。

そうとは言っても暇だったのではなく、実は今よりも忙しくハードな毎日で家に帰らない日も徹夜の日も珍しくなかったんです(涙)

待っていても来ないなら自分が動くしかない!生徒さまに来ていただくために、思いついたらどんな事もやってみました。

ブログを書くにもどんなブログを書けばいいのか、いろいろな人のブログを観察したり、写真を撮るにもどう撮れば作品の良さが伝わるのか研究しました。

他にもサロン以外にもできる仕事はないかと某大手百貨店にイベントの企画書を出したこともありますし、新聞社に問い合わせたり、ブライダル会社にアポを取ったりしたこともあります。

結局は当時ポーセラーツが未知すぎたのと力不足で全て断られましたが…(ショック)

小さな努力が実を結んだのかは定かではありませんが、徐々に生徒さまが増えポーセラーツの認知度も上がっていきました。

私自身もポーセラーツに益々魅了されていきました。

そんな中大きな壁にぶち当たったのです。
それはもっとポーセラーツの楽しさをたくさんの方に知っていただきたいという思いからだったのですが、ショックあり、悩み苦労もあり…次回はそのお話を。


■コラム執筆者のプロフィール

Saori。
兵庫・神戸でポーセラーツサロン「Saraha Style(サラハスタイル)」を主宰。
10代から美術やデザインを専門的に学び、商品デザイナーとして大手メーカーに勤務。
海外生活を経験後に帰国、ポーセラーツと出会い一瞬で魅了されインストラクターへ。
2013年3月サロンオープン。その後、クチコミで人気に火が付き急成長。
有名ファッション雑誌への掲載、パナソニックなどの大手企業への作品提供なども手掛ける。
ポセナビで連載したコラム「普通のOLが・・人気サロンオーナーに!」は、大きな反響を呼び、コラムは「殿堂入りコラム」に認定された。
昨年行われた初の東京レッスンでは、わずか1日で満席になった。兵庫・神戸だけでなく全国的に知名度をあげている人気サロン。

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