第7回「私を変えた1冊」

趣味は『読書』と応える日本人文化に対し、それは『余暇の過ごし方』だと指摘する欧米人文化。

今回のテーマを提供された時、趣味とは何かを創り出す事だと言われ、なるほど!と妙に納得し物作りへ傾倒していった頃を懐かしく思い出しました
中学時代から電車通学だった私にとって読書は日常のヒトコマで、当時はもちろん趣味は読書!と思っていました。

IMG_20150403_151429大変感銘を受けた本との出会いは、高校生の時です。

ほとんど乗客の居ない電車に乗っている時、窓から差し込むスポットライトのような太陽光に照らされた文庫本が視界に入ってきました。

誰かの置き忘れ。。。

帯カバーに記してあるサブタイトルのキャッチコピーに惹かれ手を伸ばしていました。
キーワードは壁・打ち破る・乗り越える・試練でした。

作詞家でもある松本隆さんの自叙伝的物語、微熱少年に共感していた頃の私。
熱血には気恥ずかしさがあり、冷めるには早すぎる。
大人になる事への抵抗と戸惑いで、グラグラしていた私の悩みの核心を衝いた一冊は、私の掌に収まり、そのまま読破する事となりました。←拾得物横領罪(°Д°)
神様、許してください。懺悔します(*ノ▽ノ)

軽やかにゴボウのササガキが出来る姿に憧れて、1日ゴボウと格闘したり、軽やかにソロバンを弾く姿に憧れて、1から100までの足し算、引き算に1日費やすような変な子どもだった私は、本来とても保守的で内向的な性格でしたが、その本との出会いで常識が覆され、生きる姿勢も発想もすっかり前向き。
行動力も積極性が増しました。

その影響か、思ったら即行動。
オーストラリアに留学を決めた時は、ビザ取得の手続きに要する時間が待てず、大阪領事館まで日帰りする猪突猛進さでした(笑)

肝心な本のタイトルが、どうしても思い出せません。
壁・打ち破る・乗り越える・試練、などのキーワードで検索するとたくさんの啓発本にヒットします。

自己啓発という言葉を知り、心の持ち方、物事の受け留め方、解釈の仕方でいくらでも人生を変える事が出来る意識が芽生えました。

自己啓発偏差値は常に高めていないと直ぐに低下してしまいます。

《あなたは絶対運がいい》《あなたは絶対守られている》で有名な浅見帆子さん《一流の勝負力》《マインドの創り方》《ジョハリの窓》等の久瑠あさみさんなど、共感できる女性の著書は、時々引っ張り出して意識を高めています。


■コラム執筆者のプロフィール

ポーセラーツサロン「ラクロッシュ」。
2006年より福岡市南区の自宅にてレッスンを開始。
丁寧な指導と高い技術力が口コミで広まり、有名インストラクターもこっそりブラッシュアップにくる隠れ家サロン。
2男1女の子育ての経験に魅力を感じる若い世代からも支持を得る。
その他、天神のカフェレッスン(月1開催)や、彩色チャイナペインティング倶楽部九州事務局など活動の幅を広げている。
また、福岡では数少ないガラスフュージングの認定校。

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