第7回「私を変えた1冊」

こんにちは!札幌にてAmeriを主宰しております、Narumiです。

第7回目も、お目を通して下さりありがとうございます。

親が読書好きということもあり、昔から本に囲まれて生活してきた私。
最近はまとまった時間がとれないですが、通勤時間を利用し、小説よりも自己啓発だったり、ポーセラーツに活かせそうなデザインやインテリアの本を読むことが多くなりました。

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自分の中のデザインの幅を広げ、絵付けという新たな道の一歩を

その中の1冊、「ポーリッシュポタリー」。
ポーリッシュポタリーとは、ポーランド南西部の町ボレスワヴィエツ地方でつくられている陶器のことです。普段使いに適した食器として、また多種多様な柄を楽しめる食器としてヨーロッパやアメリカなどでとても人気があります。

日本では小倉優子さんをはじめ、芸能人やモデルの方にも愛用者が多いです。
粘土から陶器を作り、その絵付けまでもが手作業で行われているポーリッシュポタリー。
食卓に置くと華やかになることはもちろん、職人の方が一つ一つ心をこめて制作されているところに強く惹かれました。

ちょうどインストラクターコース最後の砦である、卒業制作に悩んでいた時期。
「これ・・・ポーセラーツでできないだろうか?」と閃きました。

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ポーリッシュといえば、ブルーライン。

そのブルーラインに添わせるように、一つ一つ筆で模様をいれていきました。

ポーリッシュポタリーの職人技には及びませんが、世界観としては欠かすことができないと考え、「規則正しく入れる」をモットーに、ひたすら模様を入れ続けているうちに、絵付けへの興味が湧いてきました。

絵付けへの興味からシュールデコールへ

無事に卒業し、ポーセラーツの技術取得はもちろん、自分のサロンをオープンする前に、色々な先生にお会いしてレッスンの進め方やサロンの雰囲気等、サロン運営についての勉強など、自分自身のスキルアップをしたいと思うようになりました。

もちろん、絵付けへの興味も忘れてはおりません。

そんな時に関東を中心に新しい技法「シュールデコール」が誕生したとの情報が入り、すぐに東京へ飛びました。

シュールデコールとは、白磁屋の岩井先生・京都maison de blanc北川先生考案の【光と影】を巧みに操り、より表現を豊かにする技法です。 OLYMPUS DIGITAL CAMERA
レッスンを受けてからは、物に対して光がどう当たっているか、お皿の上でどう表現したら「可愛い」につながるのかなどを深く考えるようになりました。

また、レッスンには全国からたくさんの先生方が参加されていて、繋がりが生まれたことも自分にとっては大きな収穫でした。

今はベーシックのみですが今後はアドバンス、マスターと更なる技術取得に励んでいきたいです。


■コラム執筆者のプロフィール

すすきの駅から徒歩5分、向かいに駐車場があるのでお車の方にも好立地。
札幌では珍しい「夜間レッスン」や土日祝日を中心にレッスンを行っている。
インテリアショップからのオーダーや、異業種の手作り作家さんとのコラボも話題。
パステルカラーを用いた優しい色合いの「甘くてカワイイ」世界観作りに日々奮闘している。
ライターとしての経歴を持つ異色の講師が、「ありのまま」等身大で綴るブログも同世代からの共感を得ている。
講師は「お越し頂いた皆さんと、わいわい楽しい時間を共有できればと思っています。お友達のおうちやサークルに遊びに行くような感覚でお気軽にお越しください。」と明るく話している。

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