少しずつ暑さも本番になってきましたね。
夏の喧騒から逃れて、涼みたいあなたへ。
さらりとした質感のポーセラーツで、クールダウンしてみませんか?
暑い夏は、サラッと爽やかに。
表面にマットな加工を施したポーセラーツ作品は、手触りがサラサラとしていて、上品で落ち着いた印象を与えてくれます。湿度高めな夏の空気も、すっと軽やかになります。
今回は、ひんやり心地よい清涼感を感じさせてくれる、マット質感のポーセラーツ作品をご紹介します。
目次
マットなポーセラーツでカラリと快適に
最近は、あえて新しいものにヴィンテージ加工を施したり、昔を懐かしむレトロデザインが流行していますよね。
ツヤ感の無いインテリア雑貨は、日常使いしやすく、空間にスッと溶け込んで自然と馴染みます。あなた好みのテイストで作ってみましょう♪
夏のマリンスタイルでテーブルコーディネート
ポーセラーツの珪藻土コースターは、以前ポセナビでも特集を組んだほど、数年前から人気の夏アイテムです。ライン使いしたロープ柄に、コースターの白い余白がスッキリと美しいデザインですね。
氷を入れたガラスのコップを、トンと乗せるだけで夏らしい涼やかさが演出できますよ♪
おうちでカフェ風スタイリング
フォトジェニックなリム無しプレートを、単色のマット転写紙でよりオシャレにより軽やかに。転写紙を全面貼りしていて、お皿の上のスイーツがよく映えます。
グレーやアイボリーなど、ナチュラルカラーのマットプレートはよく見かけますが、こんなにかわいいお色はあまり見かけませんよね。
ミントカラーでちょっぴりメンズライクに
先ほどの色味を反転させると、こちらのようにミントブルーがメインの爽やかなプレートになります。縁のピンク色がアクセントになって、クールな中にほんの少し甘さがプラスされます。
気取らずオシャレになれるマットプレートは、1枚あると食卓を上品に彩ってくれますよ。
マットな質感は「すずらんモチーフ」と相性が良い
繊細でありながら凛としたすずらんは、モチーフとして取り入れるだけで、カントリーハウスに飾られた調度品のような、高貴な雰囲気が漂います。
百聞は一見に如かず。加工の仕方にも注目です。
どこに飾る?装飾性高めなリボン付きオーナメント
アロマストーンのような、ロマンティックなオーナメントです。テーブルデコレーションのアクセントにするのはもちろん、カーテンタッセルにしてもお洒落ですね。
こちらの作品のように、マットな質感でモチーフに立体感のある盛りは、「マット盛り」と呼ばれます。
マット質感の上絵の具を、ベースにスポンジングして焼成したのち、モチーフを描きます。ポーセラーツでよく見かけるツヤツヤとした盛りとは、また違った仕上がりが楽しめます。
控えめな中に生まれる高級感
ペールブルーのプレートに、さりげなくあしらわれたすずらんの装飾が可憐ですね。ミルキーなホワイトカラーが優しく映えます。
こちらの教室では、マットながらも表面をなだらかにするコツなど、一見難しそうに思えるマット盛りのテクニックを基礎から学べます。
ベーシックなやり方を身に付けられたら、他の作品にも応用して使えますよね。
「まだやったことが無いな」という方、ぜひ習ってみてください♪
夏の朝に。穏やかなテーブルを演出
こちらは、すずらん柄にシャンパンカラーのオーキッドを合わせた上品なトレーディッシュです。シャンパンシリーズの転写紙は、はっきりとしたマットというよりは、さりげない質感で柔らかい印象にしてくれます。
すずらん柄の転写紙を使えば、シールのように貼り付けて焼成するだけなので手軽に取り入れられますね。
ランチプレートは、カジュアルで子ども用といったイメージもありますが、マット風に仕上げると大人っぽく格上げされます。
すずらんの花言葉は「再び幸せが訪れる」です。フランスでは、想いを寄せる人にすずらんを贈ると、その人に幸せが訪れるという言い伝えがあるそうですよ。
幸せな毎日になるように、大切な人への夏ギフトにも爽やかなすずらん柄はオススメです。
ジャスパーウェア風テーブルウェアをポーセラーツで
美術館に収められた彫像のような、宝石のような美しさで多くの人びとから愛されるジャスパーウェア。「装飾の美」として、王侯貴族や上流階級のご用達となり、世界へと世代を超えて広まりました。
そんな誰もが憧れる陶磁器を、マットなポーセラーツで再現しています。
藍が美しいカップで優雅なティータイムを
マットブルーの上絵の具をスポンジングした、ジャスパーウェア風の手無しカップです。
梅のような花柄に、藍色の落ち着いたカラーがとてもよく合います。シンプルながらも洗練されたジャスパーウェアの特徴が、美しく再現されています。
こちらの作品では、マットでありながら優雅なツヤ感を表現するため、”イングレース焼成”という技法で絵付けをしています。イングレース焼成は、専用の絵の具で彩色後、1250℃前後の高温で焼成します。
釉薬が絵の具にしみこんで発色するため、艶やかかつ柔らかい仕上がりになりますよ。
繊細&華やかなレリーフをお揃いに
こちらもイングレース焼成で作られた生徒さんの作品です。完成度がとても高いですよね。
細部にまで繊細な装飾が優雅で、どこに置いても目を引くデザインです。上品な光沢が加わるため、アンティークな雰囲気もあります。
炻器風の小物入れは、蓋を開けて中身をしまう、一瞬の時間も愛おしくなるアイテムです。玄関先などにディスプレイしても素敵ですね。
あえて光沢のない、静謐なポーセラーツ作品で、今年の夏をいつもより快適にすごしてみませんか?技法や転写紙など、ベースによってもマット加工の仕方はさまざまです。
今回ご紹介した教室以外のポーセラーツサロンは、こちらから検索♪
お好みの作品を見つけてみてくださいね。