【デザイン集】色見本プレート｜ポーセラーツインストラクター課題

ポーセラーツのインストラクター課題の中で「色見本プレート」は、最初に制作する場合が多く、どんなデザインにしようか迷いがち。

インストラクターカリキュラムは、課せられたテーマをクリアしさえすれば、お好きなデザインで作品作りが楽しめるようになっていますので「あんなデザインがいいかな？こんなデザインもいいかな？」という嬉しい迷いの中で、参考になりそうな作品を集めてみました。

おひとりおひとりの個性が光る「色見本プレート」をご紹介します！

色見本プレートのデザイン｜数々の個性
関連記事はこちら

色見本プレートのデザイン｜数々の個性

色見本プレートは、焼成前と焼成後の色味の違いを確認するために欠かせないものであり、今後の作品作りの際に長く活用するアイテムになります。そのためにも、見ていて嬉しいテンションの上がるデザインに仕上げたいですね。

また、サロン開業する方にとっては、生徒様方にも使っていただく大事なレッスンアイテム。
サロンの顔として飾っておくにふさわしいデザインで制作したいものです。

華やかリボンの色見本プレート

C’est Mignon(セ・ミニョン)

大小のリボンをメインに構成された作品です。
各色の重ね貼り部分もくっきり見やすいですね。大きなリボンの右肩にはハードホワイトとソフトホワイトの重ね貼りが。小さくパンチしたハートを細やかに配置して、すっきり仕上げられています。

外から2周目のリボンはリムの立ち上がりにかかっており、曲面部分への配置です。丁寧な作業が求められる箇所ですが、リムに沿って貼られた色名とともに美しくレイアウトされ、見やすい仕上がりですね。
また、プレート中央部分には淡色のネコちゃんが。女性らしい、柔らかい印象の作品です。

ハートがカワイイ色見本プレート

心斎橋 mani pink（マニピンク）

オーソドックスなハート形を使ったデザインの作品です。
同じサイズのハートがピタッと重ねられており、ホワイト2種に使われているのもハート形。
シンメトリーなレイアウトがきちんと感のある可愛らしさを印象付けています。

平面部分にのみ加飾されており、技術的にも参考にしやすい配置と言えるでしょう。
色見本らしい、作りやすく使いやすいシンプルさが魅力です！

オトナなハートの色見本プレート

Salon Riche【サロンリッシェ】

こちらの作品には流れるようなハート形を採用。2枚を縦方向に重ねてあるため各色の幅は狭めになっており、外周に貼られた色数は24色分！
沢山の色数を網羅しているのに、プレートの中央部分に余裕がある理由はそこだったんですね。

ホワイト2種のハート形は一見シンプルに見えて、工夫が隠されています。各色交互に大小のハートの位置を入れ替えてあり、それによって、独特のリズム感が生み出されています。
流麗なスタイルがオトナの女性らしさを醸し出す、エレガントな作品ですね。

大胆なレイアウトが魅力の色見本プレート

EMBELLIR GINZA

こちらの作品のレイアウトは、ホワイト転写紙2種を鳥とお花のパンチで型抜きし、各色の転写紙を背景として使う見せ方をしています。
プレートのリム部分に配置された単色転写紙の縁は丸くカットし、縁まで貼らずに白い部分を残してあるので、白いバックにその色を使ったときの見え方もバッチリ。各色の境目もずれることなくピッタリ合っていて、全体的に整った仕上がりですね。

対して、グラデーション転写紙などは大小取り混ぜたパーツを見やすく配置。
色の面積が大きめな分インパクトがあり、かつ使いやすい色見本となっています。

シャープなリボンスタイルの色見本プレート

表参道★salon de SHIORIEL★

ひと目見るだけで「なかなかないデザイン！」と目に留まる作品です。
ひとつひとつのパーツはシンプルな長方形ですから、貼り方ひとつで様々な印象を演出できます。
V字に重ねるだけで、こんなにモダンで華やかなリボンデザインが可能になるのですね。ホワイト転写紙も小さくなりすぎず、リボン幅ぎりぎりの大きさで見やすさにもぬかりありません。

また、注目していただきたいのが、V字ではないグラデーション転写紙の重ね貼り部分。パーツの細長い形を生かして、グラデーションの変化の様子がとても分かりやすく出来ています。
このように、転写紙そのものの持つ個性を生かす方法を工夫することも色見本作りでは大切なことですね。