第3回「ポーセラーツのおもしろさ」

お教室の生徒様はインストラクターコース・フリースタイルコースと分かれているのですが、フリースタイルコースの生徒様はお好きなものをお好きなだけ作っていただいています。

その中でも「プレゼント用」とおっしゃる方とても多いことに驚かされます。
毎レッスンでも数名の方がプレゼント作りに励んでいます。

その作業を見ていると、私は会ったこともない方なのに、プレゼントを送るお相手がスラスラ～っとイメージできるのです！

パウダーピンクのストライプに小花柄を散らして・・・金彩は華奢な感じで・・・。
生徒様に「プレゼントされる方って○○○な感じの方？」と聞くと、「先生なんで分かるの？すごい」と、笑。

私は魔法使いでも神様でもなんでもありませんが、ポーセラーツって作品や食器の中に自身のイメージやプレゼントする方のイメージをそれだけ投影できるのです！！

生徒様の作品を見てお相手の雰囲気がダイレクトに伝わる面白さ、楽しさ、これにつきるとおもうのです！！

同じ食器なのに七変化できるポーセラーツ、その魅力にはまって私ももうすぐ３年が過ぎようとしています。
以前、「都内でも有数の超高級サロン」と呼ばれるあるお稽古に通っていました。

その答えは、帰りに寄った近所のカフェで見つかりました。

こじんまりとして質素（という表現が合っているのかは分かりませんが、場所を借りて営業するという大変さは自身で痛いほど分かっているので、笑）な店内なのですが、オーナーが作ったこだわりの手作りの食器がズラッと並び、その中からその日の好みで食器を選びお茶やケーキをいただけるスタイルのお店。

毎回違う食器でいただくお茶、同じお茶のはずなのに全く違う様に感じられるのです。
それぞれの食器にオーナーのこだわりや世界感を感じられる。

オーナー自身が何も言わなくても食器がそれを代弁してくれるような。

インストラクターコースの生徒様にもいつも伝えている事ですが、お金をかけなくてもセルフプロデュースを食器がしてくれるなんて。
お教室開講のヒントにもつながると思います。

ポーセラーツ。ただ食器を作るだけでなく、食器から自己ブランディングの確立、人生も変わる方など（ポーセラーツサロン開業を機に新しい事業に羽ばたいているお友達もたくさんいます^^）とても奥が深いと思います。