おうち時間で愛情込めて作ったポーセラーツ作品たち。
すでにブログやSNSを開設して、発信されている方も多いかと思いますが、せっかくなら多くの方に見てもらえたら嬉しいですよね。
最近ではインターネットを使って、作品を販売している方も。
「やってみたい!」と思いつつ、ハードルが高い印象もありますよね。「どこで売ったら良いんだろう?」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、代表的なハンドメイド販売サイトのサービス内容と傾向をご紹介。「やったことがないし、なんだか不安…」という方も、その特徴を知れば安心して手軽に始められますよ。
あなただけの世界観を表現しながら、作品を身近に感じてもらえるネット販売の世界をお届けします。
目次
ネット販売には様々なスタイルがある
ハンドメイド販売サイト
小物やアクセサリーを探すユーザー多数
「手作りの作品を作ったけど、どこで販売しようかな?」と悩んでしまうほど、ハンドメイド販売サイトは数多く存在しています。「minne」「Creema」「iichi」など、それぞれのサイトに特徴がありますが、今回は中でも、日本最大級のハンドメイドマーケットの「minne 」に注目。
21万名の作家さんによる260万点の作品が集まる国内最大級のハンドメイドマーケット≪minne(ミンネ)≫
「minne」の利用者は、20~40代の女性が中心です。アクセサリーや小物類を多く取り扱っていて、それらは人気カテゴリーにもなっています。
もしポーセラーツでアクセサリーを作るなら、ポセナビにも特集記事がありますので、こちらからご覧になってみてくださいね。
minneでは、アクセサリープレートや箸置きといった比較的小ぶりなサイズの作品の注目度が高めです!
こちらは、柔らかいピンクの花が可愛らしい箸置き。春らしくて、これからの季節にピッタリですね。
サイズが小さめな作品は、家族や来客用としてセットでの販売もしやすく、発送時の梱包もしやすいです。商品としてアップする場合は、色違いや柄違いも用意すると、さらに選択肢が増えて楽しみながら見ていただけますよ。売れ筋になった作品は、再販もオススメです!
アクセサリースタンドも、ポーセラーツならではの高級感ある見た目で、オリジナル感がありますね。ベースのハート型に、ハートのふち取りでエレガントかつ可愛らしいフォルム。ツイード柄転写紙は本金で、白磁でできたパステルカラーの蝶がアクセントになっています。
サイトへネックレスやリングを探しに来た方にも、お勧めしやすいですね。
「minne」ではオーダーでカスタマイズできる作品を
minneを訪れるユーザーは、既製品には無いオリジナリティある作品を探しています。オーダーメイド特集のページが設けられるほど。minneでは、「自分好みにカスタマイズできること」をハンドメイドの魅力として打ち出しています。
名入れができたり、パーツを好みに変えられると、大切な人へのギフトや自分のご褒美として注文してみたくなりますよね♪
イニシャル入りにしてみたり、写真を転写してみたり、ラッピングにこだわってみたり…これまでに培った技術を存分に活かしましょう!商品の購入ページで、お色やパーツを選択する項目が作れるので、販売もしやすいですよ。
こちらは、実際にminneでオーダーを受けて作られたフォトスタンド。シンプルにバラのみというご要望のもと、制作されたそうです。アンティークローズと、ゴールドのオーナメント転写紙が華やかでデコラティブですね。白磁自体にドットレリーフが入っていて、一層クラシカルです。
サンプルでアロマスタンドも制作されたそうですよ。想い出の香りが漂う、優雅で素敵な空間になりそうですね。
作品は物語性のあるものが◎
minneのキーワード検索では、まず注目度の高い順に作品が表示されます。ポーセラーツのカテゴリでは、不思議の国のアリスといった童話をモチーフにしたり、テディベアや犬といった動物系も目立ちます。
利用者に若い世代が多いからかもしれませんが、パステルカラーやカラフルな見た目、おとぎ話のようなファンシーな作品に注目が集まっているようです。
ザ・アリスな世界観の作品はいかがでしょうか?サイズが可愛らしいココット皿に、赤黒のトランプマークと物語のキャラクターがシルエットで映っています。器の底にも、トランプやクッキー、お花モチーフが隠れていて、遊び心が感じられますね。
料理以外にもお菓子づくりやディップ用、おやつの器としても使えるので、デザインの説明にプラスして使い方を提案するのもひとつの手。作品の魅力や楽しさが画面越しに伝わると、実際に使ってみたいかも…と思っていただけますよ♪
オリジナルネットショップ
自分のお店を持ちたい方に
ネット販売を考える方は「ECサイト」という言葉を、どこかで聞いたことがあるかもしれません。「ECサイト」とは、インターネットを使って商品を展開するサイトのことです。
巨大ショッピングモールのようなサイトだと、「Amazon」や「楽天市場」、各メーカー独自の例としては「無印良品」や「ユニクロ」などのサイトがあります。
大規模なネットショップを1から作るとなると、手間やお金がかかりそうですよね。そこで、初期費用0円で、誰でも簡単に開設できると謳っているのが「BASE 」です。
「BASE」は、あなただけのデザインでお店が開設できて、オープンしたらすぐに販売を始められます。
期間限定の展示会やポップアップショップだと、どうしても展示できる作品に限りがありますよね。ネット内のお店なら写真を掲載するだけなので、お客様に作品をフルラインナップで見ていただけるメリットがあります。
「いつかは私だけのお店を持ちたい」という夢を、BASEでは叶えることができますよ。
花柄が色鮮やかで目を引くプレート。こちらはBASEで販売されています。色使いがはっきりとしていて、ホワイトのカトラリーの中で映えるように、いくつもの花が咲いています。食卓で主役を飾ってくれるので、誕生日やお祝いなどとっておきの日にピッタリですね。
作品ページではサイズに加えて、「ショートケーキ一個分を乗せるのに丁度良い」と説明があるので、購入の際もイメージがしやすいですね。ネット販売では、直接お客様に伝えられないからこそ、細かな気配りや、丁寧で分かりやすい文章が要になりますよ。
「BASE」なら「Instagram」との連携がオススメ
BASEは、若い世代を中心に人気の「Instagram」とも連携することができます。連携したInstagramのアカウントでは、投稿に商品タグが付けられるようになります。商品タグをクリックすると、購入ページに飛べるようになるので、作品を見ていただいて、気に入ったら気軽にアクセスしてもらえますよ。
「オリジナルショップを作ったは良いけれど、集客が難しい」とお思いの方に。すでにアカウントをお持ちの方なら、今すぐにでも始められますね♪
すでにInstagramを活用して発信しているサロンもあります。
ティーフォーワンというだけでオシャレですが、花柄を纏うと可憐さがさらにアップしますね。段差をつけて、空間を使ったディスプレイがとっても美しいです。ご褒美のティータイムに使ってみたくなりますね♪
作品のバリエーションが豊かだと、もっと見てみたいなと思うもの。このように魅せ方を工夫して、ワクワク感を伝えられるとGOODです!
「インスタ映え」でトレンドを意識
Instagramでは、10~20代の若い世代がメイン。Instagram内で注目の作品は、検索で上位に表示される仕組みになっています。
例えば「ポーセラーツ」と検索すると、ポーセラーツの写真を多く投稿してるアカウントが表示されます。検索する人の好みに合ったユーザーや、作品が見つけられます。
「インスタ映え」という言葉が流行ったように、ポーセラーツでも、金彩や転写紙をミックスしたエレガントで華やかな作品が目に留まりやすい傾向にあります。美しい写真には、「いいね」も多く付くので注目度もますます上がりますね。
洗練された空間が切り取られていて、まさに大人なインスタ映え。椿のくっきりとした鮮やかな赤は、上絵の具で着色されています。市松模様がモダンな器は、主張しすぎず、蓋との相性が抜群です。
このように、おもてなしのシーンを再現して撮影すると、どんなシチュエーションで使えるか、想像しやすいので買い手にとって親切ですね。周りの空間に溶け込んでいるかのように、ナチュラルに魅せるのがポイントです。
フリーマーケットサイト
60代以上の売り上げがトップ!
参考:メルカリ総合研究所「年代別1人当たりの平均月間売上額」(2018)
手作りの作品を、気軽に手に取ってもらえる場所として思い浮かぶのがフリーマーケット。ネットの世界では、幅広い世代が登録するフリマアプリとして、知名度の高い「メルカリ」。
そのメルカリが実施した「利用動向調査」では、最も平均月間売上額が高いのはなんと60代男性で、次いで60代女性ということが分かりました。
さらに、年代別で見た売上額上位のグッズは、バッグやトップスといった服飾関係が多くを占めますが、60代の3位には食器がランクイン。アクセサリーも40代・50代の3位に入っています。ポーセラーツ作品を出品するのも良さそうですよね。フリーマーケットという性質上、「この値段でこの価格はお得!」といった、お宝感ある商品に需要があるようです。
「メルカリ」ではコスパ良く!が大事
メルカリでは、ユーズドのブランド品やリサイクル品を出品する方がほとんど。そのなかで、オリジナルで完成度高いポーセラーツ作品は人目を引きます。
一方で、購買層を意識すると、お得感が求められます。 検索画面でも、ちょっぴりクセのある個性的な作品は、パッと目に飛び込んできやすいです。ブランド風デザインや和柄などで高級感を演出してみるのも良いかもしれませんね。
ティファニーブルーを取り入れた爽やかなプレート。リボンがアクセントで、甘すぎないのでギフトにも喜ばれそう。裏面にはイニシャルを入れています。あえて見せないのもスマートですね◎
昨年からトレンドなブルーカラー。写真も自然とフォトジェニックになります。作品を販売するなら、需要を考えて制作したいもの。日ごろから流行を押さえて、作品に今っぽさを取り入れてみましょう♪
高級感を出すなら、ダマスク柄も良いですね。ラグジュアリー感あるブラックとベージュのシックなお色。プレートに同系色の転写紙を使うと、ハイクオリティなセット作品が作れます。金彩とペアになるように、金のスプーンでテーブルを豪華に飾って。
世代を問わずお使いいただける作品なら、実用面で差が付けられますよ♪
ネット販売は作品を見つけてもらうチャンス
インターネットでどこでも、誰とでも繋がれる時代。ネット販売なら、おうちに居ながらでも始められますね。遠く離れていても、きっとあなたの作品を待っている人がいますよ!
SNSも活用しながら、サロンの注目度も高まるネット販売。ぜひチャレンジしてみてくださいね♪